永沢まことの 吉祥寺スケッチ展

日中はダラダラと過ごし、夕方から吉祥寺へ。

北口徒歩1分の「ギャラリー吉祥寺」で開催中(本日最終日)の「永沢まことの 吉祥寺スケッチ展」に行ってきた。

初めて聞くギャラリー。いただいたご案内はがきの地図で見ると今は亡き祖母が気に入っていた味噌屋の辺だけど・・・。と、行ってみたらまさしくその味噌屋があった場所に建てられた建物の2階だった。


狭い階段を上がると永沢さんが満面の笑みで迎えてくれた。


永沢さんとはかれこれ20年近い付き合いがある。詳しいプロフィールは永沢さんの公式サイトへ。

今回の展覧会は吉祥寺の町おこし活動「きちじょうじのなつやすみ」の一環として企画されたイベントで、永沢さんが吉祥寺の風景の「今」を捉えた作品の数々が展示されている。井の頭公園ハモニカ横丁、羊羹の「こざさ」にメンチカツの「サトウ」、高田渡のホーム・グラウンドだった「伊勢屋」などなど。

それら移ろい行くものを、イキイキと「動物」を描くように表現されている。明るい色調で!!



「おじょうさん、どうされてます? 描いてます?」


ええ、描いているには描いてますが、同人マンガみたいのばっかりで・・・。


「ほほぉ、それはどういうものですか」


古希を越えても好奇心旺盛な永沢さん、そんな永沢さんに同人誌マンガ製作および販売のシステムを説明する蕃茄山人でありました。


近年は後進の指導にも力を注いでおられる永沢さん。今月の後半には弟子筋の人たちと13人で同会場にて展覧会が行われるようだ。これも楽しみ。


「吉祥寺またなかスケッチ展」
8月24日(火)〜29日(日)
「ギャラリー吉祥寺」にて。



永沢さんのスタートはアニメーションだ。東映動画。そこで出会う年下の先輩が林静一さん。数年遅れて入ってきた天才的な後輩、それが宮崎駿氏であったという。凄い職場だなぁ。山口瞳開高健柳原良平(敬称略)のいた壽屋宣伝部みたい。

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