春雪の中、東奔西走


朝、国立駅前からタクシー。国立の東隣は府中市の「関戸橋リバーサイド病院」(仮名)へ。記事タイトルの「東奔西走」の「東」とは府中市住吉町のこと。


月月火水木金金病院」(仮名)での修行は終わったが、あくまでそれは身体機能に関してのリハビリテーション。脳神経内科関係、つまり脳梗塞に関しては、まだまだ。長い戦いはまだ始まったばかりなのだ。タクシーを使ったのは雪だったから。


タクシー乗り場で「京王だといいな」と念じる。国立駅南口のタクシー乗り場には京王さんを含めた4社が乗り入れているが、府中方面の細かい道になると、やはり京王タクシーが一番頼りになる。


タクシーに乗って行き先を告げて「それ、どのへんですか?」と返されるのは、今の僕にはちょっとつらい。タクシーのなかで目を開けているのが難儀なので、悪いが道案内をしている余裕などないのだ。運よく京王タクシーに当たった。行き先を告げると、打てば響く返事。うれしいネェ。


春の雪を蹴立てるように疾走したタクシーはあっという間に吉良邸に、じゃなかった「関戸橋リバーサイド病院」(仮名)へ。


ここへは何度来ても、救急車で運ばれてきた9月13日の夜のことをいろいろ思い出してしまい心臓がどきどきする。



あまり待たずに診察も受けられた。病状も、まあ順調といって良いだろう。


病院の近くの調剤薬局で薬を処方してもらった後は、徒歩圏内にある「月月火水木金金病院」(仮名)へ。担当の療法士さんにはお会いできなかったが、担当のナースさんやお世話になったスタッフの皆さんにはお会いできてうれしかった。ここを出たのはほんの九日前なのに、ひどく懐かしい。卒業してしまった学校のような気分の春。



すっかり馴染みになった「京らく寿司」で昼食の後は一路、西へ。京王電鉄南武線で、国立の西隣の立川へ。記事タイトルの「東奔西走」の「西」とは立川市曙町のこと。


「快気祝い」ならぬ「退院内祝」の準備。駅前の伊勢丹で。ものの本には「床上げ、退院から10日以内」と書いてあったが、明日で10日。ぎりぎり。相変わらずの「愚図の大忙し」。これは生来のもので、脳の変調に依るものではない。<こしおれ>

春雪を 蹴立てて病舎に 里帰り




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