午後、キャットフィッシュへ。寒いのでウールの帽子をかぶっていった。ドーム型のハット。
さらには寒いのでコートの襟を立てマフラーをして、手にはもちろんステッキを持って。
ショー・ウィンドーに映った己が姿を見たら、まんま「妖怪人間ベム」のベムだった。
隣にローブ・デコルテの厚化粧の女でも居ればより完璧。ま、ローブ・デコルテの厚化粧の女性、までなら大安吉日の平安閣かグランドホテルに行けば見つかるだろうが、手には黒革の手帳ならぬ「黒革の鞭」を持ってないといけない(女王様かよ!)。「黒革の鞭」を持った人と知り合いたければ茨城の美浦に行きたまえ。
となれば登場の際は低くオーボエの音色が聞こえなければならない。
オーボエねぇ。
吹ける人いるかなあ。
僕の周りだと中村誠一さんだけだなあ (大御所過ぎるぜっ!!)
僕には無理無理、絶対無理。負けましたすみません。殴らないで、キャンキャン!! プォーーー。
えー、これを「負け犬のオーボエ」という・・・・・。
こんなバカ話やら真面目な経綸問答やらしているうちに外は薄暗く。「春の闇」というにはあまりに寒く、厳しい。<今日の一句>
春の闇 隠れ棲むには つらすぎて
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