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今日は暖かないい天気。
徒歩で大学通りを南下。谷保天満宮へ。恒例の「谷保天満宮旧車祭」なのだ。
時は明治41年。103年まえ。「車の宮様」と異名をとった有栖川宮威仁親王の先導によりわが国初の遠乗会が国立の谷保天満宮を目的地として催された。それを記念してのイベントで、広大な境内を百余台のクラシックカー、ビンテージカー、スーパーカーが埋め尽くすという壮観である。
11時に着いたらちょうど式典が始まったところ。代表世話人の是枝さん(六六食房オーナー)の挨拶に続いて天神様の津戸宮司、佐藤市長の祝辞が続き、権禰宜の菊池さんによる来歴の解説、権宮司による本イベントおよび、参加者、参加車の安全祈願が執り行われた。
津戸宮司、佐藤市長とは先日の「やぼてん句会」以来。まずは宮司には勧められて行った国立博物館の「法然親鸞展」の報告。
「ところで蕃茄くんは車に興味なんてあったっけ?」と市長。
あるんです。運転は嫌いだけど、車、特に高級車は好きです。詳しくはないですけど。
そして、そばに展示されてた70年物の英国車の磨き上げられたボディに三人で顔を映し、「まるで漆器だねぇ」と感心しあった。
旧・参集殿前の展示会場では巡回中の菊池権禰宜に挨拶。天神様の学芸員みたいな人でこの宮様の件も菊池さんが古い文献から見つけだしてきたものだ。先ほどは説明お疲れ様でした。
「このあと記念碑の前でもっと詳しい説明をと仰せつかっているんですよ」
あ、もう一席あるんですね。
「‘一席’ってことはないですけどね(笑)」
続いて肝煎りの是枝さんにも会えた。
「たーくさんあるからさ、ゆっくり見てって」
はい。もちろん。
今やお正月、梅まつりにもつぐたくさんの人を集める行事に成長した旧車祭。
あ、この車はもしや!? ルパン三世の・・・ 違うか。
天満宮のお宝をねらってかと、赤いジャケットの下にワルサーP38をのんだ伊達男を探したけど、見つからなかった。やっぱりちょっと違ったか。
でも変装の名人だからなあ。さっきの是枝さんがもしかしたらそうかもしれない。<今日の1句>
冬の日に 古き佳き日を 思いけり
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そして「はがきゑ展2011」は12月16日から。