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一昨日の日記に書いたように、今発売中の「週刊朝日」で内館牧子先生がその連載「暖簾にひじ鉄」で嵐山・水丸・伸坊の「俳画カレンダー」のことを絶賛されている。
関係者の端くれとして嬉しい。金塊をあげたい。 じゃなくて欣快に耐えない。
でも自慢話だけじゃいけませんね、入手方法を書かないと。国立の人だったら、エソラおよびキャットフィッシュで買えばいいんだけど。
そこで今年もシトロンブックスさんのお世話になってます。
どの画像をクリックしても詳細ページに行くようリンクを貼りました。お気に召したらシトロンブックスさんでお買い求めください。
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それはそうと年賀状の話でした。忘れないうちに。
師走も深まってきた。
昔から、ゴホンといえば龍角散、オカンといえば中将湯。そして師走といえば年賀状、である。
この季節、各社、各店、各機関から「年間ベストセラー」が発表されている。それによると大抵は、東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』(小学館)が1位。
つまり年間を通して一番売れた本は『謎解きはディナーのあとで』ってことになるんだけど、毎年この時期に瞬間風速的に売れる本、ていうか売れるジャンルがある。
それは年賀状関連書。大抵がCD−ROMまたはDVD−ROMつきのムックで、イラストやカリグラフのデータがいろいろパックされている商品だ。これ一冊で美麗な年賀状が自作できる。なんだかんだ言っても国民の皆さんの年賀状への関心は高いことがよくわかる。
僕も年賀状大好き。出すのももらうのも。近年(自分の加齢とともに)減ってしまったが、子どもの写真入り年賀状なんて幸せのおすそ分けをいただいたようで嬉しくてアルバムに貼ってますよ。
今年は年賀状を出すのに抵抗があるという人があるらしいが、こういう年だからこそ出そうよ、「元気です」「生きてます」「○○にいます」って。
私事だが昨年の今頃は入院していて、病室で年賀状を書いた。 そして、
「賀状書く こんな俺にも 来年は来る」
の句を得た。「賀状書く」が師走の季語。
「暦買ふ」「手帳買ふ」も同じく師走の季語。去年はジャージにコートを羽織って病院を抜け出し駅前のデパートでカレンダーと手帳を買った。手帳やカレンダーを買って次年の予定を考えるというのは生きる希望を燃やすということである。そこでも次の二句を得た。
「暦買ふ こんな俺にも 来年は来る」
「手帳買ふ こんな俺にも 来年は来る」。
こういうのを「同工異曲」という。
つまり、みなさん年賀状出しましょうよ、という話である。また今年は「あけましておめでとう」と書かないで大きく「絆」とか「希望」とか書く、という人が多いとも聞くけど、うーん。なんか「絆」とか「夢」とか「希望」とか大書するのって洋式の墓石みたいで僕はあまり好きじゃないなあ。
前置きが長くなった。
お勧めしたい本がある。年賀状関連の本である。って言っても昇り龍のイラストの画像データの入った実用ムックではない。いわゆる「教養新書」。
内藤陽介著『年賀状の戦後史』(角川oneテーマ21新書)。
とても面白い本なんだけど、今日の日記、あまりにも長くなった。続きは明日。<今日の3句 (再録)>
賀状書く こんな俺にも 来年は来る
暦買ふ こんな俺にも 来年は来る
手帳買ふ こんな俺にも 来年は来る
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