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雨降りの火曜日。今日は日がな一日、本を読んでいた。
読んでいたのは、嵐山光三郎著『転ばぬ先の転んだ後の「徒然草」の知恵』(集英社)。
「転ばぬ先の」なんて言われたら杖術遣いの僕としたら読まないわけには行かないね。
面白いなあ。すいすい入ってくる。
世の中には簡単なことを難しーく語る人は結構いる。もちろん難しいことを難しく語る人も、簡単なことを簡単に語る人も多くいる。それは当たり前。そして、難しいことも優しい言葉で平易に語るのがこの著者の真骨頂だ。
「つれづれなるままに･･･」なんていうと世捨て人の日記か身辺エッセイみたいだけど、実はこの「徒然草」、主筋の若君である邦良親王に向けて書かれた処世術の指南書。だからなかなかアグレッシブにしてなかなか生臭い。
今の僕に向けて書かれているんじゃないかと言うようなところもある。
感想はいろいろあるのだけど、Ｇメールの設定を試みて以来パソコンの調子が悪くなったので続きは明日。<今日の一句>
初夏の雨 愛でるつれづれ なるままに
本日のウエイト ６５．９キロ (ﾏｲﾅｽ0.3ｷﾛ)
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