地鎮祭と中華料理

地鎮祭に参加。会社員時代にはスタッフとして立ち会うことは多かった(主に写真班)が、テントに入るのは初めて。


荒れ野にテントと祭壇が設えているさまは映画「ラスト・エンペラー」の満州国建国のシーンを思い出させる。


ラストエンペラー愛新覚羅溥儀を思いながら祭事に臨んだ。



谷保天満宮から旧知の神官、菊池さんが来られていた。菊池さんの説明はいつも明快でわかりやすい。一つひとつの動作の意味、道具の意味がよくわかった。菊池さんの指導の下、粛々と進められた。


僕には「鍬入れの儀」という大役が与えられた。小さな砂山を「エイッ」という気合とともに三回で崩すというもの。緊張症の僕は一回目、空振りしてしまった。やはり僕は本番に弱い。この先、文部科学大臣になる日が来ても、甲子園の始球式は断ろう。


溥儀を思っていたら中華料理を食べたくなったので、現地近くの「天福居」で昼食。



ホイコーロー定食がおいしかった。


ここまではよかったんだけど帰り道、向こうから来た自転車のオバサンが僕の目の前で突然転倒。倒れてくる自転車の後ろカゴでむこうずねを強打。炎天下の富士見通りで悶絶した。