銀髪鬼来らず
ハロウィン装束で接客の店多し。当人ほど客は楽しくないのでご用心されたし。
以上、業務連絡でした。
さきごろ訃報があったロックスター、大物作家を持ち出すまでも無く、男の白髪はカッコイイと思っている。もちろん女性だってかっこいい人は多い。草笛光子さんとか惚れ惚れしてしまう。
僕も弱い51、もとい齢五十一にしてちらほらと白髪があるが全然足りない。以前、美容院で「銀髪にしてください」と言ったら「小泉総理誕生以来、そういうお客様多いんです」と言われた。結局その時はふつうの金髪にした。
今日の休業日、ワイドショーでその先ごろなくなられたロックスターや小説家の遺影を見るにつけ、また銀髪にしたくなった。
善は急げ、と薬局に急行。毛染めを購入。
なんでもいいわけではない。おばさま向け白髪染めは敬遠したいしギャルむけは論外。
メンズを探した。
あった。ギャッツビー。つまりマンダム。うーん、男の世界。
色は「アクアシルバー」。直訳すると水銀か? 体温計みたいなヤツだ。
誰にも手伝わせず自分で。これもリハビリ。
結果。銀髪にはならなかった。すでに脱色して金髪になった髪に使えば補色効果とやらで銀色になるけど、黒い髪は茶色になるだけ。
つまり五十男の思い切りの悪い茶髪となった。そのまんまである。薬剤を塗布してからの放置時間も足りなかったらしい。だって20分もじっとしておられるかい!?
嗚呼、銀髪鬼への道は遠い。
上の人、知ってる?
知らないよい子はお米屋さんに聞いてください。配達してくれます。
・・・・・・開催中・・・・・・・・・・・・・・・・
「關敏 小品展〜秋〜」
10月27日(土)〜11月13日(火)11時〜19時(水曜日は休み。最終日は17時)。
国立駅前のギャラリービブリオにて開催。