大つごもりの決算


晦日である。


同級生のやっちゃん(仮名・たぶん52歳)がジャージ姿で早足をしているので、


「えらいね、ウォーキング?」


と声をかけたら、


「大晦日にウォーキングなんてしてたら殺されちゃうよ。大掃除の途中で洗剤が切れたから西友に買いに行くんだ」


と言っていた。やっちゃんのことだから買い物のふりをしてそのまま逃走するかもしれない。


それを洗剤一遇のチャンスと言う(すみません)。



一年を振り返ってみて10大ニュースとか書こうかとも思ったけど、そのほとんどが退職と開業に収斂されているのであまり意味がない。今流行のフェイスブックの「自分新聞」というのを試してみたけど、あまりにも出来が美しくなく面白くもないので消した。フェイスブックをもっとコマメに使っている人にのみ役立つアプリだな。


去年の大晦日には一年間で見た美術展についてリストアップしたけど今年は大して見ていないから無理。特に退職してからは都内に行くのが大儀で激減した。


本もあんまり読んでないなあ。「書評のメルマガ」の連載は続けさせてもらっているけど書評をせずに戯言に終わることも多い。一応、列挙。


一月


杉作J太郎著『杉作J太郎が考えたこと』(青林工藝舎・1000円)

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2月


毛利眞人『沙漠に日が落ちて 二村定一伝』(講談社・1,800円)

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菊池清麿『私の青空 二村定一ジャズ・ソングと軽喜劇黄金時代』(論創社
 2,000円)

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3月



北尾トロ『中野さぼてん学生寮』(朝日新聞出版・1,500円)

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4月


田辺聖子北杜夫吉本隆明他著『いつもそばに本が』(ワイズ出版・2,310円)

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5月


嵐山光三郎著『転ばぬ先の転んだ後の「徒然草」の知恵』(集英社・1,200円)

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6月


岡崎武志『ご家庭にあった本 古本で見る昭和の生活』(筑摩書房・1,890円)

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7月・・・・・戯れ言



8月


千田琢哉『15歳からはじめる成功哲学』(ナナ・コーポレート・1,300円)

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9月


嵐山光三郎『魔がさす年頃』(新講社・1,400円)

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10月


南伸坊、南文子『本人伝説』(文藝春秋・1,000円)

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11月・・・・・戯れ言



12月



山口正介『江分利満家の崩壊』(新潮社・1,400円)

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あ、そうだ。今日付けで小さなニュースが僕自身にあった。。


総アクセス数が110万を超えました。


ありがとうございます。





では皆様、よいお年を!!





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