朔旦冬至の行脚

すっかり寝坊してしまって「マッサン」を見損なってしまった。


テレビ埼玉の「必殺仕事人 激突!」を見ながら朝食を食べて業務開始。平成初期の作品だが、テレビ埼玉としては初放映。だから【再】の字はつかない。


今日はいい天気。



午前中からしっかり仕事。まずは年賀状をと進めていたら玄関チャイム。旧知の近江の博識女王・紙魚子さんからお庭で採れた柚子を送っていただいた。


今日は冬至、柚子湯の日。これはありがたい。


柚子湯の分はキープして残りはジャムに。クックパッドをみながら作業(ツレが)。


昼食後、「マッサン」を見た後は年賀状を一休みして、懸案のDMを持っての市内行脚。


月曜日なのでお休みの店もあったが結構回れた。市内の同業者の方々とはあまり交流がなくお初の店も多い。初対面が苦手な僕は気後れが勝つ。でもどちらも優しい人ばかりで歓迎してくれて感激した。


市内最古参のギャラリーにも。こちらは旧知。サラリーマン時代にギャラリーネットワークのパネルディスカッションの司会をやったこともあるし。開業35年。オーナーから画廊経営に関する貴重なお話をいただき大変に勉強になった。目からうろこが落ちた感じ。


帰るころには日が傾いていた。今日は冬至で一年でもっとも昼間が短い日。


しかも「朔旦冬至」とやらで19年に一度で次は38年後だということで各方面で話題になっている。


こういうことがあると必ずいるのが、


「19年に一度の朔旦冬至がなんだというのか。騒ぎ過ぎです。そんなことより平成26年の冬至は今日この時だけで二度と来ないんですよ。ですから一日一日を大切に・・・」


とか説教や能書きを垂れるやつ。どうぞ無視してください。



でも19年前にも来てるんだよね。その時、話題になったかなあ。全然覚えがない。その時僕は35歳。十分に物心がついているはずだけど、全然覚えてない。1995年。阪神・淡路大震災、地下鉄サリンがあった年。野茂がメジャーに行った年。


本当は来なかったんじゃないの? 「この地で創業50年」とか言って本当は20年そこそこの店とかいくつも知ってるよ、俺は。武士の情けで言わないけどさ。


帰宅したらジャムができていた。


もちろんパンに塗ってもおいしそうだけど、炭酸水で割ってもおいしいかもしれない。



今日はたくさん歩いて足が疲れた。柚子湯がありがたい。


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