そんなわけてコタツを仕舞った昨日。
しまったことに櫓がコタツの堀に完全に入っていないのに畳をかぶせて上から踏んだら、一部が壊れてしまった。なにしろ50年物だからなあ。近日中に直そう。
そしてさらに昨晩、家に戻って夕刊を見たら、阿佐ヶ谷の話題でシバこと三橋乙揶さんのコメントが載っていた。
驚きはしない。編集部から電話があり、コメント取材のコーディネートしたのは僕だから。
そして今朝、強風の中、市役所へ。
リサイクル家具の販売会があったのだ。家庭から粗大ごみとして出された家具のうち程度のいいものを補修して安価で販売する人気のイベント。
会場は市役所の庭。強風の中、並べられた家具たちのうち買いたい商品の前に並んで定時が来たらじゃんけんで決める。人気のあるものには列ができるが人気の無い物の前には人がいない。
そこに突然の突風。
大きな「姿見」の鏡が倒れて、粉々に。
他に並ぶ人もなく楽勝で落札寸前だったおじさん茫然、そして激怒。
僕は人と争ってじゃんけんしたりするのが嫌い。じゃんけんするくらいならいらない。
物欲が希薄なわけではない。負けるのが嫌いなのだ。負ける可能性がある勝負はしたくない。勝つ喜びより負ける悔しさの方が数倍まさるから。やって後悔するよりやらずに後悔する方がずっと好き。いや、これは別の話か。
そんなわけでじゃんけんになったらやめようと思ってたけど、僕の他に並んでいる人がいなかったので買ってきた。
なにを買ったか。
それはギター。
僕は自分ではギターは弾けない。
僕という人間は、実は何もできない。ギターは弾けないし、ピアノは弾けない。譜面は読めないし、歌も歌えない。スキーもスケートもできないし、絵も描けない、囲碁も将棋も麻雀もできない。英語もできない。数字にも弱く、自分の年収も知らない。役所関係の諸手続きもまともにできないし、帳簿もつけられない。財務諸表も読めない
ああ、鬱々としてきた、書かなきゃよかった(笑)。
それはともかく、「中古のギター一台、備品にしたらええんとちゃう」という岡崎武志さんのアドバイスを実行したのだ。
たしかに最近音楽系のイベントが多いからね。もちろん演者はギターを持ってくるけど、備品のギターがあれば飛び入りでセッションなんてこともありえる。
でも僕自身が弾かないので、ギターな関する知識はゼロである。そこで昨晩、中川五郎さんにギターのことをいろいろ教えていただき、今朝に備えた。そんなわけでこれからは「僕のギターの先生は中川五郎さんです。ええ、もちろん直伝です」ということにしよう。
新品で買う気はない。
出来ればタダがいい。
「奇人変人」にでて白いギターをもらおうかと思ったが、「TVジョッキー」ももう亡い。って、古いねどうも。
買ったのはこんなの。
価格は秘密。ありがたみがなくなるからね。いやもともとそんなものないか。
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