本日4月22日朝日新聞本紙朝刊「マリオン」欄にご紹介いただいた。
明日から始まる「堀口度子織物展」の件。カラー図版入り。
そして今日は「堀口度子織物展」の搬入日。
昼前に堀口さんとお弟子さん、たくさんの作品を持って来店。
てきぱきとレイアウト変更してあっという間に別世界を構築。
昨年度の「日本民藝館展」奨励賞受賞作品「藍格子上布着尺」も陳列されていた。
←クリックすると「日本民藝館」のサイト。
明日から開催。詳細は・・・。
思いのほか早く終わったのであきらめていたイベントへ。
神保町のSPINギャラリー。作家、翻訳家、写真家、版画家の伴田良輔さんのお店。
こちらで写真家・滝本淳助さんのサイン会と原画展。
このたび「滝本夢絵日記」(ポット出版)という本を出された。
- 作者: 滝本淳助,久住昌之
- 出版社/メーカー: ポット出版
- 発売日: 2015/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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滝本さんが見た奇想天外の夢を自ら絵日記にし、それをテーマとしたミニ対談が添えられる。
「夢の話」と「モテた話」というのは大体において退屈な話の双璧だ(「夢でモテた話」は面白い、退屈を突き抜けて、悲しい)。
見方を替えると「夢の話」が面白いか否かでその人の面白さが大体計れる。面白い人の夢の話は大抵面白いし、面白くない人の夢の話は大抵退屈だ。僕の見た波乱万丈空前絶後の夢の話を始めた途端、朝食の食卓から家族がいなくなるよ、まったく。
その点、この人の「夢の話」は相当面白い。漱石・つげ義春・横尾忠則、そして滝本淳助って感じ。
池袋にいても下北沢にいても後ろから松坂慶子がついてくる夢とか、女性の靴のヒールの中で金魚が泳いでいる夢とか、レッドツェッペリンには実は5人目のメンバーがいてそれが日本人だという夢とか、吹越満が修学旅行で故郷に錦を飾る夢とか。
どれも不条理。それを久住さんとの対談で解説するのだが、不条理の闇はより深くなる。
いや、「不条理」というより「理不尽」といってもいい。
このコンビにはかつて「タキモトの世界」という怪著、もとい快著があった。
- 作者: 久住昌之,滝本淳助
- 出版社/メーカー: 復刊ドットコム
- 発売日: 2013/03/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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幻の本として古書市場でずっと高値がついていたが、先年復刊された。
まずは一通り原画を見る。通り一遍の額装ではなく、色ケント紙を台紙にして、ガラスやアクリルなしで展示。センスだなぁ。この絵は直接見たい。
続いて本を購入し、サインをいただいた。名乗ると「ああ、国立の」と覚えていてくださったとは嬉しい。
読みながらの帰途。電車では笑いをこらえるのに必死。
帰宅して夕食の後、続きを読もうと思ったら長女花子(仮名・大学生)が部屋の隅で笑いをこらえつつ読んでいた。
そして、まだ返ってこない。
・・・もうすぐ開催・・・・・・・
今年度「日本民藝館展」奨励賞受賞作家の新作織物展。
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杉作J太郎個展壱號「芸術は夜うまれる」
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達人に習うハモニカ教室。次回は5月9日。
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