昨日書いた、映画「セシウムと少女」が「国立のご当地映画」である件である。
その蛇足として書いた銭湯のシーンに関して。
この映画には銭湯のシーンがある。神奈川県の銭湯で撮られたそうだが背景に立派な富士山のペンキ絵。
現在、日本に銭湯絵師は二人しかいない。
そのうちのお一人が国立に住んでいる。ということは50パーセントの確率で国立在住の絵師の作品ということになる。
と、このままですませられれば僕の人生ももう少し身軽なものだった思うのだが…。謎を謎のまま置いておくのが苦手。
ま、トレーラーをご覧ください。
1分28秒あたり。
もう、気になってしまうのである。どこの銭湯なのかと。
業である。性である。
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書店を舞台にしたドラマが不調だそうである。
ドラマとしてつまらないのだったら仕方ないのだが、それ以外にも「書店の仕事はあんなに甘いものじゃない」等の批判でネットが炎上したそうである。
野暮だなあと思う。テレビドラマっていうのは基本、ファンタジーなんだから。現実をそのまま描いても面白いわけがない。
うちはかつて銭湯だったけど「時間ですよ」は家族そろって楽しく見た。現実との違いをあげつらってもしょうがないよ。
警察勤務の人が「西部警察」見たら大変だよ。
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ところで、先日少し書いたがフェイスブックの中に「銭湯研究会(仮名)」というグループがある。銭湯に関する情報交換をしている。
承認制、会員制のグループで僕も会員になっている。
そこがもう驚くべきグループなのだ。
ケロリンの桶が懐かしいだの、フルーツ牛乳を飲む時の手の位置はどうのなんていう素人くさい話をする人はいない。
そこに僕は先日、ひとつの質問をしてみた。
「部屋」のことである。
昔、銭湯業界には「部屋」という制度があった。銭湯業界専門の職業紹介所である。
ところがこれがネット上にはほとんど情報がないのだ。「銭湯 部屋」で検索してもスーパー銭湯の個室の価格表くらいしか出てこない。
詳しい人に正式名称を教えていただいたのも書いた通り。「浴場従業員更生睦会」とか、「浴場技術員養成睦会」とか言ったらしい。
その「睦会」という、「さる業界」しか使わないような名称からも幼い日に僕が受けた印象(←クリック!!) があながち間違いでなかったこともわかった。
そしてうちが出入りしていた「部屋」の所在地や「親分」の名前も僕の記憶と一致したし、母の実家の姓もその銭湯の屋号からずばり当てられた。
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そこでこのグループの方々に向けて聞いてみた。
今週末公開)の映画「セシウムと少女」に銭湯ミュージカルのシーンがありますがここはどこの銭湯でしょう。予告編動画の1分28秒あたりです。
そうしたらなんと40分後には解答が書き込まれたのだ。
ペンキ絵や浴場の様子からA市B町のC湯さんぽいですね。
なんという知識の蓄積。写真を見ただけで店名がわかるとは。
インターネットいうのはすごいね。教えていただいた店名をいれて画像検索したら店内の写真がざくざくでてきた。
映画は昭和初期のシーンなので美術さんで時代をかけているが、基本的な造作は同じだった。これは間違いない。
A市B町のC湯だろう。
もちろんこれでは終わらない。
現在、日本に銭湯絵師は二人しかいない。そのうちのお一人が国立に住んでいる。ということは50パーセントの確率で国立在住の絵師の作品ということになり、「セシウムと少女=国立ご当地映画説」をより補強することになる。
確かめなくてはいけない。
国立に住む銭湯絵師・丸山さんに電話して聞いてみた。A市B町のC湯さんは丸山さんの作品ですか?
「あー、アタシはA市では描いたことないですねぇ」
残念。
でも疑問に思ったことはまず自分で調べて、次は専門家と本人に調べるしかない。というか、調べもの大好き。
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