国立ゆかりの作家が手描きのうちわで大集合する「国立うちわ市」。
まんが家・勝見華子さんが作品を持ってきてくださった。
勝見さんは前衛漫画誌「架空」等を中心に活躍する「特殊マンガ家」。肌にピリピリと沁み行ってくるような研ぎ澄まされた作風が魅力。安部愼一以来の「阿佐ヶ谷系」の系譜上にあると言ってもいいかもしれない。
そもそもは当店のごく初期(プレオープン期)からのお客さまでもあった。
「うちわ市」は昨年に続いて2度目。うちわ市の「魔性系」を一気に引き受けてくれている。
今年の作品はこちら。
左から僕が付けた仮タイトル「煙管の未亡人」「櫓のお七」「物の怪」
どれもいろっべー。このうちわ、涼を得るというだけでなく火をおこす、または火の無いところに煙を立てるのにいいかもしれない。
夏に単行本、イラスト展を控えた中での面倒な仕事、ありがとうございました。
そして書家 宙子(みちこ)さんが作品を持ってきてくれた。
宙子さんは去年も参加してくれた。去年はJcom多摩の取材クルーが来ているときにちょうど来廊され出品者コメントを述べてくださった。僕はインタビューする方は「本屋さんのアルバイトさんから国務大臣まで」かなりの数をやっていて国立では7番目くらいに(微妙な数字)うまいと自負しているのだけど、インタビューされるのは下手くそで思ったことの半分も言えないので助かった。
今年の作品はこちら。単に白いうちわに文字を書いてこられるかと思ったら違った。
攻める。
右の作品、マーブリングで地紋をつけたあと、紙の一部を丸く剥がし骨を見せる。アップにするとこちら。
穴の周りには月の満ち欠けが描かれている。
それだけではない。攻める。
裏返すとミクスメディアのコラージュが。
もしかしたら、宙子さんの「宇宙観」みたいなものが表現されているのかもしれない。
穿ちすぎか・・・・。
いや、穿ったのは宙子さんだった。
・・・・・もうすぐ開催。6/18から・・・・・・・
国立ゆかりの作家が手描きのうちわで大集合
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