国立ゆかりの作家が手描きのうちわで大集合する「国立うちわ市」。
最後の終末。いや終末はみんな最後。最後の「週末」ね。
朝一は印刷仕事から。今シリーズ、予想以上のご来店で芳名録の用紙がなくなってしまったのだ。
ついでに領収書も印刷。こちらは願いを込めて(笑)。
さすが週末でお客様は多く、昼飯を食べる暇もなかった。食べたけど。
夕刻、中学時代の恩師が来られた。化学のマドンナ先生が去年に続いて。僕らが一年生の時新人で赴任された方。
優しい先生だったが一度だけ強く叱られた。
ある練習問題について「こんな問題わかるわけない」と言ったら「“わかるわけない”なんて言ったら絶対解けるようにはなりません!!」としかられた。
おっしゃる通り。解けるようにはならずそのまま理科系音痴の道を歩んで老境を迎えつつある。予約録画すらまともにできない。
一昨日来たTanu2の担任の先生だった。生徒と先生の交換日記があったと以前Tanu2に聞いた。そのことを申し上げたら、
「今も大事に持ってますよ」
と往時と変わらぬ微笑を見せてくださった。
と、ここで思い出したんだけど、僕のクラスでも担任の女性教師が真似して始めたことがあった。みんなのことをもっと知りたいし先生のことも知ってもらいたいからと、クラス替えになった四月から。
待ちに待った順番が回ってきた僕は張り切っていろいろ書いたのだった。先生へのメッセージや質問もたくさん添えて。
その日記が返ってくることはなかった。そして数日後の朝礼で、
「あのノートのことですが、蕃茄が意地悪を書くんでやめます」
と名指しで宣言したのだ。
僕にもちろん意地悪な気持ちなどなかった。純粋なメッセージ、純粋な質問だったのだ。もとより僕という人間は意地悪な要素は一般基準より少ない自覚があるのだが・・・・。
担任教師によるその指弾は14歳の少年にとっては少なからずショックだった。しかしショックな顔などしたら沽券に関わるので、大きく足を組んで横を向きニヤリとしたのだった。
その偽悪が仇となりそれ以来卒業まで忌避され続け、中3だったがロクな進路指導もなかった記憶がある。
代わりに塾の仁平勝先生(現・俳人)に大変お世話になった。
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とまぁ40年前の自業自得な恨み言はともかく「国立うちわ市」。明日が一応の最終日。それ以降も5日までは会期延長するけど作品は日々減り続ける。全作品見られるのは明日限り。どうぞお越しください。
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国立ゆかりの作家が手描きのうちわで大集合
会期延長の新しいカタチ「うちわ市COMPACT」。6/29〜7/5
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