銭湯絵師・丸山清人画伯の作品展は９月２４日から。あと２週間。
早くもその作品の第一便が到着した。
午後３時半過ぎのことである。プレスリリースをお送りした某紙の編集部から電話があった。
小さなイベント情報欄だが載せてくれるという。ありがたい。
写真も載せてくれるが、「展示予定作品」でなければいけないとのこと。これまでは告知でもフライヤーでも使ってきた写真は最近のものではあるが当店での展示作品ではない。
これではだめなんだそうで、「展示予定作品」以外は写真掲載はできないので他の展示会の写真に差し替えるって。
わ、わかりました。２時間待ってください。
すぐに丸山画伯に電話して事情を説明。すでに描きあがっている作品のうち先に５点をお預かりすることにした。
急な要望にも関わらず、車で急行するとすでに玄関に用意してくださっていた。
ただちに取って返して撮影。２階の「富士の間」で。自然光の日影が一番いい。艶があるペンキ画なので電灯の光は乱反射しやすい。
撮影後はそのうち２点を選んでトリミング、補正して新聞社にメール配信したのが４時５０分。約１時間２０分でできた。約束より早くお送りできていい気分。
かつてはこういう時は・・・。かつてというのは僕が若手編集者だったころとは全く違うね。
あの頃だったら最高に急いでも、写真を撮った後１時間仕上げのDPEに持ち込んで特急仕上げで上げてもらい、出来上がったプリントをバイク便で出すか、自分で持っていくかだった。半日仕事だった。
この時間短縮が働く者にとって幸せなことなのか不幸せなことなのかはよくわからない。
新聞社に確認の電話。ちゃんと届いているとのこと。よろしくお願いします。どちらを使われます？ あ、「松」の方？ 了解です。
電話を切った直後に電話が鳴った。
あれ？ なんか問題ありましたか？ まさか「やっぱり載せられない」とか…。
果たして別の新聞社からの電話で、小さなイベント情報欄だが載せてくれるという。ありがたい。しかも「展示予定作品」の写真があれば載せてくれるとのこと。
もちろんありますとも。すぐ送りますんでアドレスを教えてください。
メール送信した後、確認の電話。ちゃんと届いているとのこと。よろしくお願いします。どちらを使われます？ あ、「松」の方？ 了解です。
お預かりした作品はとりあえず床の間に陳列。大きさはほぼＡ４版。
展示会ではこういう感じのが約４０点並ぶ予定。これは壮観だなぁ。
・・・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・
銭湯絵師・丸山清人個展 ９/２４(木)〜１０/４(日)。
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