来た。
先日、ネットオークションで落札したアナログLP盤「春日八郎デラックス」。
来たる「つげ忠男原画展 なつかしのメロディ」のBGM用。
入札してから同作品における「なつかしのメロディ」は「異国の丘」であることに気づいたが入札してしまったものは仕方がない。
そして「45回転の人々」の打ち上げをしている間にそのまま落札していた。
それが今日、届いたのだ。
まずは商品チェックするのが通信販売のルールでありマナー。
早速、試奏。
出番です、「りんごほっぺ」号。
うんいいね。目視できる傷もないし、音飛びもない。
いいなぁ、春日八郎。
結局そのままA面B面一気に聴いてしまった。
SIDE-A
1. 別れの一本杉
2. 雨降る街角
3. 別れの波止場
4.街の燈台
5.あん時ゃどしゃ降り
6.ギター流し
7. 赤いランプの終列車
SIDE-B
8. お富さん
9. ごめんョかんべんナ
10.男の舞台
11. 月の嫁入船
12. 山の吊橋
13. 風林火山の唄
14. 長崎の女
名曲揃い。
高音に色気と哀愁がある。それでいて媚が無い。
男の声において、春日八郎、小林旭に代表される高い声こそ心の声だと言っていたのは誰だったか。低音の魅力(フランク永井に代表される)は酒場で口説く時の声と。
ジャケ中もかっこいい。
クールな八郎・・・。
プリティな八郎・・・。
ブランデー(?)を飲みながらカードに興じる八郎・・・。
思わず僕も酌み交わした。下戸だから麦茶だけど。
あ、今書いた「色気と哀愁がある。それでいて媚が無い。」ってまさしく「なつかしのメロディ」の主人公「京成サブ」のことだし、つげ忠男の作品世界そのものだ。
買ってよかった。落札できてよかった。そして連絡、発送も迅速だったし梱包も丁寧な業者さんだった。
「つげ忠男原画展 なつかしのメロディ」にご披露の予定。みなさまぜひ聴きに来てください。
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つげ忠男原画展「懐かしのメロディ 1969/2015」1/14〜26
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