忌野忌（いまわのき）vol.4　　「土地の古老」として - 国立駅前・ギャラリービブリオ連絡版(蕃茄庵日録別板）

国立はミュージシャン・忌野清志郎（1951-2009）の所縁の地である。

国立近辺で育ち、暮らした清志郎さんゆかりの地がそこここにある。

そのゆかりの地をともに歩き、ともに語るという集いが国立で毎年、開催されている。

その名も「忌野忌（いまわのき）」

2016.5.3 火・祝（憲法記念日）開催！

第４回となる今回もゆかりの地をツアーし、終了後は参加者で清志郎を語りつくす夕べが開催されるという。主催は先週の鳩の湯と同じ「国立本店」。

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こういうイベントというのは案内人が誰かで鼎の軽重が問われるよね。清志郎氏の死後、雨後の筍のごとく現れた「自称・清志郎の親友」に鼻白んだファンも多いと聞く。

「会う機会こそあまりなかったが心は通じ合っていた」とか。

それはふつう「他人」という。百歩譲って「顔見知り」か。

で、問題の今回の案内人。

なんと僕なのである。

もちろん、お話を受けた時に「僕は清志郎さんのこと全然、知らないですよ」と固辞した。

それは別にかまわないという。清志郎さんゆかりの地に関してはマニアのスタッフがいるので、僕のミッションは清志郎さんが国立に暮らした時代の空気感みたいなものを伝えてほしいと。それはその時代をこの地で過ごした人にしか伝えられない、と。

という風におだてられてお引き受けした。土地の古老か！！　そういうことならネタはいくらでもある。せっかくなので正史に載らない下世話な話をお届けしたいと思う。

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【昼の部】清志郎ゆかりの地を歩こう13 : 30〜16: 00参加費 500円
全国からファンが訪れる「多摩蘭坂」や「大学通り」のほかにも多数ある、清志郎ゆかりの場所をめぐります。　スケジュール（コースは予定）13:30 国立本店に順次集合、受付14:00 一橋大学〜多摩蘭坂〜みふじ幼稚園など16:00 国立本店着