チケットをいただいたので歌舞伎座に行ってきた。かなり久しぶり。新築なってからは初めて。6年ぶりか。
親子4人による「連獅子」は感動的。
あと、「毛抜」がよかったなぁ。歌舞伎十八番のひとつで大好きな演目。おおらかでくだらなくて最高。弾正は市川染五郎さん。この人の大叔父にあたる先代松緑のもよかったよ。
今調べたら、前回歌舞伎座に来たのは2010年の春。つまりは病気以降、足が遠のいていた。
前回は旧歌舞伎座のサヨナラ興行で演目は「助六」。「助六由縁江戸桜」。
配役がすごかったね。
揚巻 坂東玉三郎
意休 市川左団次
通人里暁 中村勘三郎
福山のかつぎ 坂東三津五郎
くわんぺら門兵衛 片岡仁左衛門
甘酒売 尾上菊五郎
助六、里暁、福山のかつぎの3人がこの6年間で泉下の人となった。
歌舞伎座。学生時代は本当に足しげく通ったものだ。
というのが、僕が大学生のときに祖母が死んだ。祖母は僕の将来のためにと僕の名前でこつこつ貯金をしてくれていた。そこそこまとまったお金だった。ちょっとした国産車ぐらいは買えるくらいの。
僕はそのお金のすべてを歌舞伎見物に使った。歌舞伎座、国立劇場、新橋演舞場は言うに及ばず京都の南座に足を伸ばすこともあったし農村歌舞伎見物に山形、福島、岐阜などに遠征することもあった。
歌舞伎好きの祖母だったのでいい供養になったと今でも思う。向学心もないのに半端に学校に行ったりしてもそんな覚悟で資格など取れようはずもなく、それこそ金をドブに捨てるようなものだったと思う。
そんなわけで、一ヶ月に3〜5回は歌舞伎見物に行っていたなかでも一番行ったのが歌舞伎座だった。動線は悪いし3階席から花道は全く見えないしで欠点は多かったが雰囲気がよかった。独特のハレ感とでもいうのか。
そして今日の新しい歌舞伎座。うろうろ探検したら旧歌舞伎座の雰囲気も適度に残っていた。そして遠目に記者会見での神対応が絶賛された夫人の姿を見ることができた。
久しぶりに面白かった。また行きたいとは思うが遠いなぁ。かといって近隣の市民会館とかで興行される歌舞伎を見る気はしないし。
こういうものを日帰りで見に行けるっていうことぐらいしか東京に住んでるメリットなんだからもっと積極的に動こう。
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