「銭湯富士山親子展」4日目。
朝一番でフチ子さんをディスプレー。
お客様と話すうちにそのお客様が近接市にかつてあって今はもうない社宅群のご出身であることを聞く。
嵐山光三郎先生が30年以上前、そこを舞台にしたホラー小説を書かれていてそのことを多くの人に話したんだけど件の社宅群を覚えている人がいなくて隔靴掻痒だったんだけど、初めて話ができた。
- 作者: 嵐山光三郎
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1991/08
- メディア: 単行本
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逆にお客様はその小説のことを知らずに「読んでみます」とのこと。こういうの嬉しいなぁ。今度、嵐山先生にも報告しよう。
店番をしながらいろいろメール通信。
中川五郎さん、岡崎武志さんと「中川フォークジャンボリー」の相談。大きく一歩進んだ。近日中に発表予定。
句会から伝わってくる静かなざわめきを感じながら先日、ライブをしてくれたYO-ENさんと今後の相談。
縁ていうのは大事だよね。「中川フォークジャンボリー」「浅川マキナイト」のゲストにギターのノブさんこと萩原信義さんをお呼びしたらノブさんがテラさんこと音楽プロデューサーの寺本幸司さんを呼んで、テラさんがYO-ENさんを連れて来たんだもんね。
なんてメールを入力していたら玄関のカウベルが鳴った。
見たらなんとギターを担いだノブさん。仕事の帰りだという。
ノブさんは故・浅川マキさんが最も信頼したギタリスト。
今後の企画についていろいろ相談。実は去年企画したもののそのままになっていた棚上げ企画、ほんとにやるかも。
「なにこれ、面白いねぇ」
おゆわいてるぞうの手拭いをお買い上げいただいた。
「結構、必需品なんだよ」
と帰って行ったのだけどすぐにまた戻ってきた。
「いや、そこで友達にあっちゃって」
見ると句会のメンバーのN嬢が傍らにいる。コンビニにコピーを取りに行っての帰りの彼女ーと偶然に玄関前であったらしい。
「えー、友達だったの。そういう偶然ってあるんだね」
ノブさん「この子、(中山)ラビの妹分なんだよ」
N嬢「ノブさんってギター巧いのよー」
・・・知ってます。とてもよく知ってます。
そしてそのまま、ノブさんは句会にゲスト参加。合評会の後の反省会(打上げ)となったら部屋から妙なる調べ。ノブさんがギターを弾いている。
弾き語りで吉幾三の「雪国」。続いてエアマイクを握った人の「函館の女」の伴奏。
なんて豪華な句会なんだ、なんて贅沢な打上げなんだ。
実はこの句会、中山ラビさんと少なからぬ縁がある句会なのだ。
今はこの句会、名前があるような無いようなだが、かつては「ほんやらなまず句会」と言った。中山ラビさんのお店「ほんやら洞」の常連と、国立の「キャットフィッシュ(なまずの意)」の常連による句会として四半世紀前にスタートした。
そのうちに「ほんやら洞」の常連が減り、「キャットフィッシュ」でのみ開催されるようになった。
そしてキャットフィッシュの店主・関マスオさんが一昨年亡くなり店も閉店。しばらくはいろんな会場を転々としていたが、去年からマスオさんの直系の舎弟である僕が運営するビブリオに落ち着いたのだ。
言うまでもないがノブさんはラビさんとは永年に亘る仕事仲間。
ここでこうしてノブさんが「なまず句会」にゲスト参加したのも、偶然というより必然だったのかもしれない。
改めてYO-ENさんにメールした。
「縁ていうのは大事だよね」。
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