ラスト・ディナーを私に in Osaka

banka-an2004-03-29


出張で大阪に来ている。朝9時33分の「のぞみ」に乗ってやって来た。

  
  話は少し戻るが、今朝はいつもどおりに起きて朝食を食べた。そしてゆっくり支度をして東京駅についたのが9時ちょっとすぎ。

  小腹がすいてしまった。なんか食べよ。

  そしてなんと東京駅構内の「あじさい茶屋」で、ついカツカレーを食べてしまったのだ、ブランチで。

  ふつうブランチというのは朝食を食べていない人の朝昼兼用食だ。それが朝食もしっかり食べたうえにブランチのカツカレー。我ながらよく食べる。プランチだけに、また駅構内だけに、まさに「食欲という名の電車」である(すみません)。

  なぜカツカレーを食べてしまったかというと、昨日そんな話をしていたのだ。句会のあと「居酒屋とむ」でそんな話になった。

  「あなたのラスト・ディナーは何か?」

  つまり、これで生涯最後の食事だとしたら何を食べるか? を言い合っていたのだ。

  句友・アケミさんの回答が泣かせるね。

  「お赤飯。それもお母さんが作ってくれたお赤飯」

  いい話だなあ、やさしい娘だなぁ、一見。でもよく考えてみれば、親より先にラスト・ディナーを食そうというんだから、そうとばかりは言えないな。

  僕とマスオさんの意見が一致してしまった。

  「カツカレー!」

  理由は簡単。「カツもカレーも大好きだから」


  そんなやりとりを酒の肴にしていたから頭の中に残っていたんだな。で、つい「あじさい茶屋」でカツカレーをオーダーしてしまった。

  失敗したなー。いや別に「あじさい茶屋」が不味かったわけじゃない。むしろ美味しかっただけに失敗なのだ。


  と言うのも、大阪に来る楽しみのひとつがカツとカレーなのだ(もちろん仕事で来てるんすけどね)。通天閣ジャンジャン横丁の串カツと自由軒のカレー、これが欠かせない。

  それなのにカツカレーを食べてしまった、嗚呼。感動が半減だぁ。

  解決策はひとつ、「空きっ腹にまずいものなし」。お腹を減らせばいいんだな。だから昼飯抜きにした。


  で、行って来ました、ジャンジャン横丁「八重勝」。ホントは隣の「てんぐ」の方が好きなんだけど、八重勝も美味しいなぁ。

  でも一本100円、150円、200円の串揚げを2800円も食べちゃいけませんな。