第36回NHK思い出のメロディ

サッカーで日本チームが優勝したのも知らずに、夢中で「第36回NHK思い出のメロディ
」(19時30分〜23時)を見ていた。もっとも「優勝したのも知らずに」と言っても、今日、決勝戦があったと言うのもトリ前の布施明の熱唱中に入ったニュース速報で知ったのだけど。

  僕は後ろを向いて生きることを公言して憚らない人間なので、こういう番組は見逃せない。

  出演者の中で、いわゆる懐メロ歌手にカテゴライズされるのは、 岡本敦郎、初代コロンビア・ローズ、 田端義夫ぐらいかな(敬称略)。って言うか、「懐メロ」って言葉が生まれた時代に「懐メロ歌手」だった人たちがほとんど亡くなってしまったということなんだろうな。

   かわりに平尾昌晃、尾藤イサオ(カッコイイ!!)らによる「ウェスタンカーニバル」の小特集なんかが充実を見せている。

   それはいいんだけど、「レッツ・ゴー・ヤング」の小特集には眩暈がしたなぁ。「ステージ101」だけでなく「レッツ・ゴー・ヤング」までもが懐古の対象となっちゃったんだね。「ぶらり各駅停車」でおなじみの太川陽介は「生涯一Lui-Lui」で清清しかったが。

   故・高峰美枝子の「湖畔の宿」は天童よしみ。まるでファースト・レディのような貫禄の高峰の歌唱が懐かしい。天童よしみちゃん、この歌はコブシを回さないで欲しい。好きな歌い手さんだけに残念。


  それにしても19時30分〜23時。長い番組だ。

  途中、8時台の終わりから9時台のはじめにかけてニュースが入る。

  よし、その隙にお風呂に入っちゃおうと思ったら、ツマも同じことを考えたらしく、先を越されてしまった。


  ところで二葉百合子って何歳なんだろう・・・・。あ、今ググったら70歳だと言うことがわかった。で、「岸壁の母」のヒットが昭和47年。逆算すると、あのころの百合子ちゃんは38歳。今の僕より5歳も若い。それであの貫禄と安定性。自らの未熟さを改めて実感させられたなぁ。