そういうわけで「ワインと古本市」の「嵐山光三郎先生サイン会」の第二ラウンドだ。
どういうわけかというと、9月23日からの日記をお読みいただきたい。
あいにくの雨模様ではあったが、今日もたくさんのお客様においでいただいた。第一号は関頑亭先生の奥様で帽子作家のフーセン女史こと関タミ先生。
今日も嵐山先生は大サービスで、一人一人のお客さんに気さくに声をかけて興が乗るとイラストや俳句を入れたりと大奮闘!!
僕は僕で、途中、年配の紳士に、
「蕃茄庵日録いつも読んでます」
と声をかけられ、ドギマギしてしまった。
後半になって、人形作家で写真家の石塚公昭さんが来てくれた。寺山修司、澁澤龍彦等多くの文士の人形を作っている石塚さんと、実際に編集者として彼らの謦咳に接している嵐山先生の文藝談義は隣で聞いていてもエキサイティングだった。
石塚さんは現在、小金井公園の「江戸東京建物園」で人形と建物のコラボ展「たてもの園・作家のいる風景−−人形とたてものによるコラボレーション−−」を開催中である。
予定時間が終わっていてもお客さんが途切れず延長。さらにワゴンの在庫にもサインをしていただいた。だから、明日以降買われる方はよく見てサインがあるものをぜひ選んでくださいね。
それから、「絵本は売り切れた」と書いたけど、追加商品が入りました。もう手に入らないレアものだ。急げ!!!!
それからワインのワゴンにも注目いただきたい。嵐山氏直筆のPOPが貼ってある。これもサイン会の合間にその場でサラサラッと描かれたものだ。