二十面相発見!!

ずっといきたかった小金井の「江戸東京たてもの園」で開催中の「武蔵野文学散歩展 〜都市のとなりのユートピア〜」展に行ってきた。

お目当ては当然、石塚公昭さんの『たてもの園・作家のいる風景---人形とたてものによるコラボレーション---』だ。

塾に行っている長男・虎太郎(仮名・中三)以外の家族全員で伺った。


館内に入ってすぐのビジターセンターのロビーに作品が展示されている。


人形本体は江戸川乱歩泉鏡花谷崎潤一郎永井荷風が展示されている。写真はパネルが40枚くらいあった。

うん、いいなぁ、寛也さん。一昨日の日記で紹介した写真以外にも登場しているんだけど、どれも絵になる。さすがである。


そしてもうひとつのお楽しみが、「怪人二十面相を探せ」だ。ちびっ子向けイベントで、園内のどこかに潜んでいる「怪人二十面相」(石塚さん作の人形)を見つけ出し、見つけられたら仮面をプレゼントというもの。

ヒントにしたがって歩くと、丁度うまい塩梅に園内を回ることができる。雨が降りそうな天気ではあったが、のんびりとまわり、見事、某邸で怪人二十面相を発見!! 仮面をゲットした。


今日は日曜日なので園内は色々イベントがあった。その一つが紙芝居。メルヘンチックなものや教育的なものでもやられたら興ざめだなあ、と危惧していたが流石!! 「黄金バット」をやってくれた。鳴り物入りで面白かった。

紙芝居は面白いな。僕もやりたい。それも出来るだけな通俗なものをやりたい。黄金バットもいいが、「母もの」なんかもいいかも知れない。

この公園は面白くって、来るたびに長居してしまうのだけど、その中でも特に長居してしまうのが、「子宝湯」。銭湯ね。下の写真の右のほう。

昭和初期の建物の移築らしいのだけど、僕の生家も銭湯でやっぱり昭和初年の建築だったので作りもほぼ同じ。だからなんとも懐かしい。


帰り、ミュージアムショップに寄って、石塚さんの写真プリントを購入。当然、一昨日の日記で紹介して上のリンクにもある谷崎と寛也さんのツーショットを購入した。