バイオリニスト・高橋卓也さん

市民祭りの駅舎保存のチャリティーオークションで、「バイオリニストの自宅訪問演奏権」を見事落札したことは、10月31日の日記にも書いた。

 自宅訪問権と言っても、我が陋屋のリビングにに来ていただいても、家族全員揃ったら、演奏家のスペースはテーブルの上だけになってしまう。

 そこで、キャットフィッシュ(=エソラ)の年末のパーティーにきていただくことにした。
 
 演奏家は高橋卓也さん。桐朋出身で国立在住の若手バイオリニスト。本業はクラシックで名門NYジュリアード音楽院出の実力派だが、ジャズやポップス、演歌までこなすマルチプレーヤー。海外でも広く活躍している。

 今日はその打ち合わせ。高橋さんとマネージャーさんにキャットフィシュまで来ていただいた。

 市民祭りでもお見かけしたが、高橋さんは切れ長の瞳が涼やかで笑顔がさわやかな好青年だ。

 時間や曲目や演奏スペースなどを高橋さんとマネージャーさん、そしてエソラ店主のマスオさんと僕で打ち合わせしていたら、 そこにちょうど石彫家の関敏先生がフラリと立ち寄られて、いつのまにか美術の話になってしまった。

 お2人は次のお仕事があるので、時間の関係で、

 「じゃ、だいたいそんなところで、あとは成り行きで・・・」

 とアバウトなことになったが、アバウトなパーティーなので十分だと思う。


下の写真は高橋さんの最新CD『高橋卓也 CASUAL VIOLIN CONCERT』(3000円)。「ツィゴイネルワイゼン」から「お祭りマンボ」まで、幅広くカバーした楽しいアルバムだ。