今日は職場で10時を回るまで書類作りをしていたのだが10時10分、
「じゃ」
と言い残して退社した。会社の前からタクシーを拾い神楽坂駅へ。タクシーに乗るほどの距離じゃないのだけど、今日は特別。多少の出費には目をつぶる。
金曜日は「ただ飯」の日なのだ。
うちに着いたら11時10分。明日が土曜で休みなので子ども等がリビングでチョロチョロしていたのでそれぞれの寝室に追いやる。
用意してあった夕食をレンジであたためテーブルに並べ、テレビのスイッチを入れる。
今日からテレビ朝日の「特命係長・只野仁」の新シリーズがはじまるのだ。僕はこのシリーズのファンでね。正統派B級アクションドラマで出演は高橋克典、永井大、三浦理恵子他。
前のシリーズの時も金曜の夜はこれに間に合うように帰ったものである。そしてこれを見ながら遅めの夕食をとるのが、一週間の疲れを癒す週末の楽しみだったのだ。
しょぼい?
そう、「只野仁」を見ながら飯を食うから「ただ飯」ね。
適度なお色気シーンもあるし(だから子供を追い立てた)、「只野仁」を見ながら飯を食うことを楽しんでいるオトーサンは結構いるのではと思う。だけど、タクシーを飛ばしたのは僕ぐらいだろうな。