赤いからすで亜樹山ロミさん

久しぶりに吉祥寺のジャズバー「赤いからす」に行ってきた。

亜樹山ロミさんのライブだ。

久し振りだったのだがボトルは流れずにあった。良かった。

今日のミュージシャンはピアノ・斉藤真理子、ベース小杉敏。妙齢の美貌のピアニストと、一見、田舎の郵便局長といった感じの朴訥なベーシストの組み合わせは面白かった。

それと今宵は椿事があった。店に入るなりマダムが、

「蕃茄さんゴメンネ。今、かわきものしかできないの・・・」

ええ?どうゆうこと(腹ペコ)

「料理人が急に休んじゃって。今、マスターが厨房でがんばってるんだけど、どうなることやら・・・・」

まあ、そういうことならしょうがない。カワキモノで一杯やって待つとしよう。場合によってはライブの合間の休み時間に近くの松屋に行ってもいいし。

そのうちに厨房の方からジュージューという音が聞こえてきた。

「おっ、音からして炒め物。チンジャオルースあたりかな」

などと予想していたら、チーズたっぷりのピッツァが出てきた。じゃ、あの音はなんだったのだろう?

「どうですか?」

マスターが心配そうに顔を出す。いや、美味しかったです、本当に。


ところで、2月のロミさんはライブを休んで、運転免許の取得にかけるそうである。大きなお世話であるが、僕同様、ロミさんは自動車の運転に向かないような気がするんだが。左右の確認とか苦手じゃない? いや、大きなお世話である。

今年の初ライブだった。もしかしたら、また近いうちに会いそうな気はするのだが、久し振りの赤いからすでのロミさんのライブ、やっぱり最高だった。