谷保天満宮梅まつり

今日はいい天気。恒例の天神様の梅まつりに行ってきた。谷保天満宮の梅林はとても上品でおしとやかでいい。梅まつりも氏子の皆さんによる手作りのものでほのぼのとしてあたたかい。だから毎年楽しみにしている。

  そして僕は奉賛会の会員でもあるので「おでん券」「甘酒券」ももらえる。行かないわけが無い。

  おでんも美味しいが甘酒がまたいい。氏子の重鎮である関栄一さん(91歳)が仕込んだもので、もの凄く美味しいのだ。栄一さんはキャットフィッシュ(=エソラ)のマスオさんの父上で「せきや」会長。多摩地区を代表する酒屋の大旦那が仕込む甘酒である。美味くなかろうはずがない。しかも紙コップなんてケチなものじゃない。塗りのお椀で供せられるのだ。

 「美味しいねぇ」などと言いながらいただいていたら、向こうから見知った顔。天神様の権禰宜の菊地さんだ。巫女装束の少女たちを引き連れている。

「今年は初めて?紅わらべ?の舞をご披露するんですよ。見ていってくださいね」

ええ、実はそれを見に来たんですよ。

  ?紅わらべ?の舞は平成14年に菅原道真公千百年大祭を記念して、道真公が5歳の折に詠んだ和歌をもとに作曲・作舞された舞だ。谷保天満宮だけでなく、全国の天神社で舞われている。その和歌というのは、

美しや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある

  舞う巫女さん4人はみんな小学校の低学年。幼稚園のときに抜擢され、練習を積んできたそうだ。今までも神事としては奉納されてきたが、一般公開は初めてだという。

  みんな愛らしく品がある。それでいて堂々としている。絶好の被写体だ(こういう日に限ってデジカメをうちに忘れてくると言うのが僕のドジなところだ)。

  MCは菊地さん。なんとなくNHKのニュースキャスターのような雰囲気の人だからすごく似合って堂にいっている。そしてMCが終わると写真撮影も菊地さん。菊地さんは写真の腕も凄い。何しろフジカラーのコンクールで銀賞をとるという腕前だ。


  そして天神様に来るといつものことなんだけど、上陽フーズのつぼ焼き芋を買って帰った。相変わらずしっとりして美味しい。


  夕方からは、僕が2月24日にマスオさんからの電話で脱力してしまった詳細を明らかにする集まりがあったのだが・・・・、長くなった。続きは明日。