地芝居のカレンダー

家にかけてある某社の「観光カレンダー」を見ていた。

今日のところを見たら「小松曳山まつり」とある。そのとなりである昨日、12日のところをみたら「桧枝岐歌舞伎」とある。

おお、そうじゃ、この二つの地芝居は日程が連続しているのだ。

なぜそんなことを知っているかというと連チャンで行ったことがあるのだ。小松曳山まつり金沢市の隣りの小松で行われる少女歌舞伎。桧枝岐歌舞伎は南会津の秘境・桧枝岐村で催される農村歌舞伎だ。

今までも何度か書いたけど、僕は学生時代、地歌舞伎の研究に凝っていて全国を回っていた。


その中でもこの二つは日程が連続していて連チャンで行った。「駅すぱーと」など無い時代のこと、鬼怒川温泉からバスで4時間の桧枝岐村から金沢の隣りの小松まで、どういうルートで行けばいいのかから考えなければいけなかった。

桧枝岐では元気だったけど、さすがに小松ではドロのように疲れてしまっていてよく芝居の中身は覚えていない。

あっ、そうだ。前に書いた、僕がホモのおじいさんに襲われた逸話は、実は桧枝岐が発端なのだった。


いずれにせよ、古い話ではありますがね。