行こう、みんなでワークマン!!

立川に長男・虎太郎(仮名・高1)をつれて虎太郎の洋服を見に行った。夏休みのプログラムの事情で長袖のカジュアルを買わなければいけないのだ。出来ればTシャツ。しかも複数。

ところがないんだな、これが。秋物が出始める前のこの季節と言うのは、一番長袖が手に入りにくい。


まず、駅ビルのユニクロに行った。ない。半袖しかない。

それからトポスに行った。ない。

フロム中武5階、カジュアルの極北とも謳われる「坂善」に行った。ない。


さて、困った。と、ここで思いついた。坂善の上のフロアは新星堂スポーツだ。登山用品が豊富。登山用品なら長袖のシャツはあるはず。

あった。だけどネルの登山シャツみたいのがやっぱり主流でTシャツはなかなか見つからない。ひとつだけモンベルの長袖Tシャツがあった。新機能素材のやつ。すかさずゲット (帰ってから、一度水を通しておこうと洗濯して脱水したら、もうすぐ着れるほど水気が飛んでいた。さすが新素材)。


でも一着じゃ足りないのだ。その後、2大デパートにも行ったのだが、こちらの望む価格のものはなかった(凄く高い、虎太郎にもったいようなやつならある)。

やれやれどうしよう、どこにも売ってないよ。困ったなぁ。

と、ここで閃いた。自分の経験で考えればいいのだ。僕は大学生活の4年間、服を買ったのはほとんど作業服店だった。機能最優先なところが気に入っていた。BBS「蕃茄山房」の珍客・ぶんぞう君なら覚えていてくれるかもしれない。

 いまでいうカーゴパンツみたいな足ポケットのついたカーキ色のズボンがお気に入りだった。左右に一冊ずつ本を入れられる。あまり重い本を入れるとスボンが下がった。
 あと、ポケットがたくさんついたベスト。ハードカバー2冊に週刊誌二冊、さらに文庫本2冊ぐらいは楽に入った。調子に乗って入れすぎると大リーグボール養成ベストのようになった。


 そうだ、ワークマンに行こう。と、国道20号線沿いのワークマンに行った。


狙いはバッチリ、宝庫だった。鳶のお兄さんたちが寅壱の派手なニッカーとコーディネートするようなTシャツがたくさんあった。7割以上がハイネックだったのだけど、丸首もあったので数点買った。

みんな胸にポケットがついている。そう、ちょうど煙草が入るくらいの(そうこなくっちゃ!!)。

ついでに纏(火消しの)模様の手拭とか「赤玉洋品店(山上たつひこ)」に売っていそうなものが、いろいろあったのでいろいろ買ってしまった。

般若柄のダボシャツがメチャカッコよくって欲しかったのだが、僕のサイズはなかった。そりゃそうだ、僕の体格では鳶は務まらない。重みで足場が崩れてしまうもの。

それにしてもワークマン、おそるべし。またお世話になりそう。