甲州旅日記4 武田検定

【初日 その4】
カーナビのないオールド・クラウン君を駆って向かったのは甲州の中心・甲府市。現在開催中の「甲斐の国 風林火山博」だ。

NHK大河ドラマ風林火山」に合わせた大型複合イベントで、「風林火山」関連の展示や各種イベント等を通じ、ドラマの世界をより深く知り、さらには史実に基づき武田信玄の時代や軍師「山本勘助」について知るための官民協働による大博覧会だ。

会場は県民情報センター。詳細は、イベント公式サイトへ。

かなり見ごたえのあるイベントだったぞ。武田一族や大河ドラマにずいぶん詳しくなった。豆知識もいろいろついた。

①ドラマをみていて気になっていた、サニー・千葉が演じる「板垣信方」の着物の柄がいつも「トンボ」なのだが、その意味。蜻蛉は甲州印伝の伝統的な柄で、トンボの勇猛果敢な攻撃性にあやかろうというものなんだって。

②今回の「風林火山」と十数年前の「武田信玄」。同じ人物の役を一組の親子が競演しています。さてその武田軍武将と演じた親子はだれか。答えは鬼美濃を演じた宍戸錠と宍戸開。

場内でパソコンによる「簡易版・武田検定」というのをやっていたのでもちろん受験。毎週食い入るように「風林火山」を見ている僕と長男・虎太郎(仮名・高3)は余裕の80点。そしていつも諸侯間の権謀術数の複雑さにについていけずに、虎太郎の解説を聞きながら見ているツレが奇跡の90点。納得できない虎太郎であった。