続・くにたち狸事情 一橋編

banka-an2007-09-28


とこのように狸事情を調査していたら、BBS「蕃茄山房」に「なる」さんが貴重な情報を寄せてくださった。

半年前のサンケイ新聞一橋大学の狸の話が載っていたのである。一橋大学国立市内で最も草深く水場もあるところ。守衛さんたちが餌付けをしていたらしい。

詳しくは上記の記事をお読みいただくとして、僕が子どものころから一橋大学での狸の目撃談は都市伝説のように語り継がれてきた。

一橋大学の瓢箪池のそばで近所の悪童たちが狸を捕獲して、狸汁にして食おうとしていたら(ヲイヲイ、国立の子どもはそんなにワイルドじゃないよ)、池で釣りをしていた大学生がそれを諌めて逃がしてあげたそうな。そうしたらその日の夜更け、学生の下宿に仇な年増に化けた狸が現れ一夜をともにしたという、「浦島太郎」と「鶴の恩返し」と「野ざらし」をあわせたような言い伝えを今作ったわけであるが、まぁ、昔からいたらしい。

戦前にうちの祖父が寄り合いの帰り道に「商大」のあたりで、狸に化かされたという話を祖母から聞かされたが、それは単に泥酔して幻覚を見ただけだと思う。

「天の目で見た一橋大学の画像」 ← ←こちらをクリックしてご覧ください。緑が深いでしょ。ちなみに我が家は一橋大学国立駅のちょうど中間あたりに位置する。その間には「富士見通り」という車の往来の激しい大通りがある。

よくもまあご無事で、と思う。