「寿限無のささやき」刊行記念 立川談四楼さんトーク&サイン会

東京駅前、丸善本店へ。今日は立川談四楼さんのトーク&サイン会。

作家でもある立川談四楼師匠の新刊「寿限無のささやき」の刊行記念イベントだ。その新刊の内容についてはここでダラダラ説明をするよりも、蕃茄山人さんが実にいい書評を書いているので(ほぼ毎月、このフレーズを書いてるなぁ)、ご参照されたい。

今日のトークショーは担当編集氏との掛け合い。編集氏の天然キャラもあって楽しいものだった。本にも出てくる「円生脱退事件」「談志脱退事件」の書ききれなかった裏話や、世間に見せない家元の素顔なども興味深かった。

質問タイムではまたしても「質問力」を発揮して、「地域寄席」の立ち上げ方について伺った。裏方好きの僕としては、ぜひ伺っておきたいことだった。ポイントは、
?仲間を5人集める。そして役割分担する。一人10人客を集めれば50人のイベントが打てる。
?原価計算をしながら、興行形態を決めて芸人さんを呼ぶ
?小さく始めて大きく育てる
の三つだそうだ。なるほとなるほど。

サイン会では一人一人と言葉を交わしつつ丁寧に為書きも入れる談四楼師匠、かっこよかったなぁ。 


立川談四楼著『寿限無のささやき』。暮しの手帖社刊・定価1,470円 )