午前中、義太夫三味線の鶴澤寛也師匠が来臨。
もちろん上の写真のように肩衣と袴姿で大晦日の国立に出現したわけではない。ふつうにジーンズとダウンジャケットで現れ、子どもの進路等について雑談。
国立に用事があってそのついでにお寄りいただいたようで、お土産にお酒をいただいた。特に名は秘すが越後の銘酒「Plum in snow(仮名)」。寛也師匠はその蔵元の血筋である。
用事を済ませた後は「せきや」と「紀ノ国屋」でお正月用食品を山ほど買ったあと、ロージナでお茶をして帰って行ったそうだ。コースとしては正しい国立マダムの模範コースかもしれない。
午後から夜にかけてはテレビが面白いのがないので借りてきた「網走番外地」のDVDを見ながら、明日のデザートの仕込などしながらすごした。
そういうわけで今年も「蕃茄庵日録」をご愛顧いただきありがとうございました。開設4年半、どんな方が見に来てくださっているのか、もはや全くわからなくなっていますが、来年もよろしくお願いいたします。