『すごい本屋!』はすごい本。覚え書き。

今、井原万見子著『すごい本屋!』(朝日新聞出版)という本を読んでいる。

面白い。和歌山県の山奥の小さな本屋のおかみさん、もとい若奥さんのエッセイ。詳しい内容は写真をクリック!!

BAL 展

内容案内に曰く、

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「うちの村にも、本屋があったらええんやけど…」そんな村の人たちの声に応えてできた山奥の本屋さん。
まわりにはほかにお店がないので、お味噌や洗剤も売っています。(後略)

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僕は本を読むと気がついたや感想をメモをする癖がある。直接本に書くなんて罰当たりなことはしない。書店でかけてもらったカバーにメモする。この本に関してはメモでカバーがいっぱいになってしまった。

・出来ない理由を探すのはよそう。出来る方法を探そう。出来ることを探そう。

・輝いている人、燃えている人には、人は吸い寄せられ、一緒に燃えて一緒に輝く。人間とは「可燃性」なのだ。

・人は一人では何も出来ない。でもどんな大きな動きにも最初の一人がある。そしてその一人には必ず最初の一歩がある。

・「なにができるだろうか」と声に出すことが大事。その声に応えてくれる声が必ず現れる。

・読み聞かせと選書を合体させたイベント「絵本遠足」に来た隣村の子どもたち。リュックを背負って店に入るその足取りのなんて弾んで見えることか。スチール写真なのに!

・本というものがこんなにも人をワクワクさせるということをキミたちは、失礼、僕たちは忘れていたのではないだろうか。

・エネルギッシュだけどギラギラしてない、キラキラしている。


まだまだ意味不明のものも含めてメモはたくさんある。すごい本屋さんが書いたすごい本です。おすすめ。