トーマス・ミッチェルのこと

えーっと、「宴果てて思うは、トーマス・ミッチェルのことである」でしたね。続きは明日と言っていました。いや失敬、一日あいてしまいました。

でも、何を書こうと思ったんだっけかなぁ。なにしろ「宴果てて思うは」、だからなぁ。だいたい「宴果てて思う」ことはろくなことではないからなぁ。


えーっと、おおそうじゃ。おとといは不覚にもまた立川まで乗り越しで行ってしまいようようのことで帰ってきたのだが・・・。家に着いて、上着を脱いでネクタイを緩めてリラックスして、ついでに言動もリラックスしていたら、その姿を家族に「批評」されたのだった。だらしがないと。

僕としてはトーマス・ミッチェル風のつもりだったのだけど・・・。

トーマス・ミッチェル

トーマス・ミッチェルをご存知か。昔のハリウッドの脇役スターだ(1892〜1962)。「風と共に去りぬ」(1939)のスカーレットの父親といったほうが早いか、「駅馬車」(1939)の酔いどれ医師・ドクターブーンといったほうがわかりやすいか。後者と答えた方、お友達になりましょう。

このドクター・ブーンがかっこいいんだ。いつも酔っ払ってへらへらしているんだけど、いざという時はシャキッとして頼りになる。僕の中では世界で一番カッコイイ酔っ払いなのだ。なんとなくそれを意識していたのに、強烈なダメ出しを食らってしまった格好だった。

いや君らの、もとい彼らの言いたいことはわかっている。「シャキッとするときがあるのか?」ということだね。お答えしよう。つまり、まだ「いざという時」が来ていないというだけの話である。

とまぁ、そういうことを言いたかったんじゃないかな、一昨日の僕は。まぁ「宴果てて思」ったことなので気にしないでください。