アミューたちかわ大作展

昼からは自転車で立川へ。市役所となりの「アミューたちかわ」。昔は立川市民会館と言った。僕が自分の意思で初めてオペラを見た(聴いた)会場だ。立川清登と島田祐子主演でモーツァルトの「フィガロの結婚」だった。多分、高校2年だったと思う。

今日はオペラじゃなくて展覧会。「アミューたちかわ大作展」。かつて立川の駅ビル「ルミネ」が「WILL」と名乗っていた頃に、そこでの展覧会をきっかけに誕生した「WILL美術家協会」の年に一度の本展だ。

第5回アミューたちかわ大作展

大作展の名の通り、100号、150号の大作が中心。

洋画家の知久正義先生が参加されている。知久先生は数年前まで小学校で教鞭をとっておられ、我が家の子どもたちがお世話になった。現在は絵筆一本で創作に励み、また若手の育成に力を尽くしている。


アミューに着くと大変な人だかりで行列が出来ていた。

「ええっ?」と思ったら、大ホールで「春風亭小朝リサイタル」が開かれていた。


展覧会は地下のギャラリー。真っ先に知久先生の作品を探す。探すまでも無くすぐ見つかる。100号の大作で多摩川を描かれた「河原」という作品。静謐でいて淋しげな感はなく、むしろ明るい希望が感じられる作品だった。

先生は一貫して多摩川にこだわられ多くの作品を描かれている。多摩川は僕にとっても母なる川。いつも楽しみにしている。

さいわい先生が当番で会場におられ、たのしくお話を伺えた。


帰りはせっかくここまで来たのだから甲州街道に出て、ワークマンへ。袖がドラゴン柄の刺し子になっているハイネックのトレーナーを買って帰った。


「アミューたちかわ大作展 」
2月15日(日曜日)まで(2月9日は休館)。午前10時から午後6時まで(15日は5時)
アミューたちかわ(立川市市民会館)地下展示室にて