さて、野球は日本の国技である。だから以下の箴言が生きてくるのである。
さらに言えば野球の話題というのは日本のサラリーマンにとって一種の共通言語であり、お天気の話とともに、見ず知らずの者同士でもごく普通に交わせるもの、交わすべきもの、である。人見知りが強く(本当ですぜ)野球に暗い僕には無理かもだけど・・・。
さて、この連休中のことである。僕は長男・虎太郎(仮名・大1)と次男・三吉(仮名・小6)を連れてラーメン屋に行った。そこではラーメン屋の親方と常連客風のどこかのオヤジがちょうどやっていたWBCのラジオを聴きながら野球談義に花を咲かせていた。そういうわけで僕はただ拝聴しつつ静かにラーメンをすすっていた。そうしたら、
「そうなんすよ。日本は打線が続かないんすョねー」
と、聞き覚えのある声がした。虎太郎であった。なんでお前が話の輪に入っているんだー?
たしかに小学生の頃から日ハムファンで昨年もクライマックスシリーズのためにわざわざ大阪に行くような奴ではある。それにしてもその若さで日本のサラリーマンの共通言語を会得しているとは・・・・。
生まれながらのオヤジと言えよう。