瀋陽、右往左往 瀋陽のマクドナルド


・・・・・5月5日(4日目)の旅日記<1>・・・・・・

最終日である。フライトが8時30分とやたら早いので、今日はただ帰るだけだ。ガイドの張さんは6時にフロントに迎えに来ると言う。それまでに朝食にしないと。


選択肢としては、

一、コンビニで前の晩のうちにパンかカップラーメンを買っておいて部屋で食べる。

二、ホテルの近くに24時間営業を謳った定食屋があったのでそこにする。

三、マクドナルドに行く。


相談の結果は「三案」、旅の間に何度も見かけながらも一度も行かなかったマクドナルドにした。

荷造りは前の晩のうちに完璧にやってある。5時20分にホテルを出る。


ホテルから早足で7分、太原街の伊勢丹の向かいのマックが終夜営業なのはリサーチ済みだ。

入口は1階だけど店は2階にある。客は僕たちだけ。テーブルに突っ伏して寝ている男がいたけど客じゃなくてメンテマンだった。

店員さんも寝ぼけ眼。それでもちゃんとエッグマフィンを作ってくれた。味は東京と同じ。「ところ変われば品かわる」って言うけど、ファーストフードの店だけは万国共通だなぁ。ついでながら味だけじゃなくて、値段も東京とほぼ同じ。高ぇ!! 


三吉も眠くてテンションが上がらない。それでもあっという間に食べ終えた。


来る時には気づかなかったことに帰りに気がついた。それは中2階のテーブル。そこには平沼赳夫似のオヤジが・・・、なんてことはなくて、そのテーブルのデザイン。なんだ、このお洒落な模様は!?

って、これ、ダイヤモンドゲームじゃない? 隣は中国将棋。しかも壁には「棋趣楽園」と書いてある。


碁会所かい?


客回転数を重んじるマックで、縁台将棋で客が滞留する碁会所とは。ところ変われば品かわる、だなぁ。


      
        ( つ づ く )次回、最終回。多分。