「つじつじの辻まつり」から、新しい古書店「門」

今日は第3回「つじつじの辻まつり」。国立の西部、富士見通りの音高周辺の「辻」で行われる祭りの第3回だ。


決ったテーマや縛りがあるわけじゃなく、メイン会場もない。散在する会場で銭湯でのライブやらフリーマーケットやら居酒屋での映画会などが、それぞれ勝手連的に開かれるお祭りだ。去年は行きそこなったんだけど、第一回のときたまたま通りかかって、その妙な面白さに絡めとられていたのだ。


まずは「木乃久兵衛(キノ・キュッヘ。映画の台所と言う意味の独逸語だったような記憶が)」という居酒屋で、ドキュメンタリー映画 「基地はいらない、どこにも!」の映画会があると言うので、ツレと二人で行って来た。


泡盛を舐めながら見たこの映画、多分3年位前の映画なんだけど、それこそ今話題になっている米軍基地の問題をクローズ・アップしたドキュメント。声高に主張するわけでもなく、客観性もあっていいドキュメンタリーだった。こういう上映会を時々やっているとのこと。ドキュメンタリー好きの僕にとっては、これはいいお店を知ることが出来た。


上映が終わって富士見通りに出たらクラシックカー型の自転車タクシー。まあなんてお洒落。僕も自転車タクシーにはアジア各所で乗って来たがだいぶ雰囲気が違うぞ。


乗ろうかと思ったが、運転手がいなかった。

せっかくなので近所をぶらぶら。フリマで友達が店を出していた。会うのは3年ぶりくらい。久闊を叙す。手品を披露するのはマジック・リンさん。僕は去年の富士見台のハロウィンでリンさんの助手をつとめ、見よう見まねでやったバルーン・アートにはまってしまった過去を持つ。フル装備の衣装でバリダンスを披露するのはアーティストの杉若さん。こちらもハロウィンの時、子どもたちのフェイス・ペインティングで大活躍の方だ。冒頭のポスターも杉若さんの作品。


帰途、新しい古書店を発見。中央沿線からの移転のようで、近日開店の荷入れ作業中。店名は「門(もん)」。もと食料品店だったスペースで、古書店としては広い。ブック・オフを除けば国立で一番広い古書店になりそうだ。

まだ準備中だったが仮オープン中。品揃えは結構、重厚。人文書もそこそこある。青蛙房の『三遊亭円生全集全7巻』なんてのもあった。揃いじゃないけど筑摩の『つげ義春選集』もあった。青林堂版、山上たつひこの『喜劇 新思想体系』もあった。

いろいろ買いたいけど持ち合わせもなかったので、新屋英子『女優新屋英子 私の履歴書』(解放出版社)を購入。

女優新屋英子 私の履歴書

ツレの劇団時代の大・大先輩である。



いい店が出来た。これは岡崎武志さんに報告せねば!!




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