《11月29日の旅日記から》
Kさんのお店を出た僕は立ち止まった。どっち行こうかなぁ、と。愛徳荘のランチに行くにはまだ空腹感が足りない。さっきヨモギもちとヨモギアイス食べちゃったんで。
ふと思い出したことがあってコートのポケットを探ると・・・、あったあった。
朝、愛徳荘でもらった地図である。ご当地在住の陶芸家の工房。モダンでキュートな作風が気に入った。愛徳荘に作品が置いてあった。こういう遠い土地で陶器を買って帰るなんて楽しいじゃないですか。
地図に従って進む。愛徳荘からとおりをまっすぐ行って、ここを左に折れて・・・・。ない、見当たらない。あれぇ、見つかんない。
僕は方向音痴である。どこかで曲がり方を間違えたのかももしれない。
あきらめた。
上阿田木神社に再び向かうことにした。こちらはこんもりしているからすぐわかる。
上阿田木神社。数日前に「ここはもう一度来たいなぁ」と書いたでしょ。それだけ気になる場所だったのだ。朝は車に乗せていただいてきたので、今度は自分の足で歩いてみたかったのである。巨木に囲まれた未舗装の参道を歩いてみたかったのだ。
鬱蒼たる老杉の森。なんか物陰から、懐にピストルを呑んだ「鞍馬天狗」がでてきそうである。となると、僕の役回りは白面郎の青年貴族・小野宗房かな(違うよ)。
(数日後に続く。「美山の里で紅葉狩り<1>」はこちらへ。)
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