先日、「そっくりさんの不思議」について書いた。
心の師である故・ナンシー関の説を引いた。曰く、宮澤喜一と都はるみは似ていないが、間に増田明美を入れると、きれいに「そっくりさんマトリクス」が出来上がる。なるほどである。
さらに高度なものもある。
南伸坊と吉川晃司はちっとも似ていない。しかし吉川の前に高橋克典を置くのである。そうすると高橋から吉川へと向かう力作用が伸坊さんに向かうベクトルを生み、吉川と伸坊さんの顔面相似性が立証されるのだという。
こうなるとかなり高度で何がなんだかわからないことになる。
人間以外のものとのそっくりもある。
僕は子どもの頃、田宮二郎とスカイラインとそっくりに見えて仕方なかった。
スカイラインといっても東八郎ではない。もちろん小島三児でもない。ましてや原田健二ではない。それはトリオスカイラインだ。ちょっと古い。
日産の名車でスカイラインというのがある。そのスカイラインの昭和44年から47年ごろのバージョンで、通称「箱スカ」と呼ばれるシリーズがある。それと田宮二郎が子どものころ似て見えて仕方なかったのだ。フロントランプを目として見ると、その両目をつなぐフロントグリルのグッと絞ってシェイプされたフォルムが、田宮二郎の苦みばしった眉間の皺に見えたのだと記憶している。
子どものころ、と書いたが、今でも時々マニアの人が箱スカのGTRとかに乗っているのを見かけることがある。そんな時でも僕は、
「あ、田宮二郎だ・・・・」
とつぶやいてしまうのだ。
そして冬季オリンピックの話題である。僕だってたまにはスポーツの話題を語るよ。
最近、スピードスケートの練習風景がテレビや新聞によく載るが、あのユニフォームがなかなかよろしいね。
スピーディーな印象なのはもちろんのこと、なんというかなぁ、頼もしい感じ。パワフルな感じ。さらには長持ちしそうな感じ。
なぜ?
って考えて、ハタと膝を打った。乾電池。しかもアルカリ乾電池に。だからパワフルで長持ちな印象を持ったんだ。
ほら、似てるでしょ?
これでオリンピック本番になって、「選手団の入場です!!」なんてときは、きっとこんな印象なんだろうな↓↓↓
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