立川〜国立 桜ウォーキング

昨日に続いて今日も花見。

昨日はヘロヘロで帰ったけど、一晩寝たら元気満点。立川から国立を桜伝いにあるき通すという、もはや恒例の行事である。といいつつ、今も新宿中央公園でがんばっているであろう「本隊」のことを考えると、ちょっと心が痛む。


今回はツレと次男・三吉(仮名・中2)との3人連れ。立川まで電車で行って、立川駅から歩きで南に下った残堀川へ。残堀川沿いの桜はほとんど整備もされず、なかなかワイルドに野趣あふれる佇まいで気に入っている。菜の花とのコントラストもいい。


残堀川が奥多摩バイパスと交差したところからは、支流の根川緑道へ。ここは親水公園としてよく整備されていて、花見客も一気に増える。草田男、秋桜子(水原しゅうおうし。コスモスコではない。それはアラーキーの専属モデルである)、牧水などの句碑、歌碑も散歩者の目と心を楽しませてくれる。


根川エリアに入ったとたん、三吉が鼻をピクピクっとさせると、

「むむっ? 誕生日の匂い」

と不思議なことをいう。みると先のほうにバーベキューの準備をする団体。そこの着火材のパラフィンの融ける匂いが、誕生日ケーキの蝋燭を思い出されたらしい。妙に納得。


甲州街道の下をくぐると、立川市民球場。試合が行われており、歓声や喚声、そして喊声が、コンバット・マーチとともに聞こえてくる。


至誠学園の裏までが桜並木の遊歩道。市境とともに桜は終わる。そこからは国立市。江戸の戯作者・伊藤単朴の墓などを見ながら鄙びた道を行く。大学時代の女友達の家が更地になっていて1人しみじみした。

みのわ通りに出てからは通いなれた道。ワークマンを右手に見ながら坂を上り、ケイヨD2の前を抜けるとシャトレーゼ。そこでアイスを買って食べながら歩く。


南武線を越えて矢川団地を越えると桜通り。ようやく国立の桜の名所へ。むかし20メーター道路と言ったこの道は、西も東も大きな道と直結していない道なので、広い割には交通量が少ない(路線バスも無い。ついでながらコンビニもない。いや、ローソンが先月できた)。だから桜も、元気だ。

だんだん人が増えてくる。桜通りのほぼ中心にある「谷保第3公園」で、「さくらフェスティバル」が開催されているのだ。

ちょうど昼時。ここで昼食。


焼きソバとホットドッグと味噌田楽。焼きソバは香具師のおっさん。味噌おでんは商工会婦人部。同級生のたっちゃん(仮名・49歳・小学校教諭)のお母さんが特製味噌を塗ってくれた。うまい!! ヘルシー!!


ホット・ドッグは陽気な黒人のアンちゃんと彼の妻らしきクールなオリエンタル美人が焼いてくれた。普段は原宿の路上に店を出しているそうだ。


「ニューヨークスタイルノホッドッグ。オイシーヨー、マチガイナーーーイ!!」


の売り声が面白い。坂野比呂志先生か宮田章司先生に聞かせたい。でも本当に美味しかった。


おなかいっぱいになって、大学どおりの桜並木をぶらぶら歩きで帰った。



そのあと、キャットフィッシュにコーヒーを飲みに行ったりテレビゲームをしたりテレビを見たり、夕食を食べたり、風呂に入ったりして平安に週末を終えようとしている。でも・・・。今も新宿中央公園でがんばっているであろう「本隊」のことを考えると、ちょっと心が痛む。



4月10日(土)は「親子でスイング」の日!!

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