桜ウォーキング余聞 〜質実剛健について〜

そういうわけで、立川・国立間を桜づたいに歩いたわけである。昨日も書いた。

そして、立川市民球場の脇を通ったことも書いた。


本当に至近なのである。なにしろ「ファールに注意」なんていう立て看も出ているくらい。

「場外ホームランに注意」と言わないところが謙虚でいいや。もし「場外ホームランに注意」って書いてあっても、田舎の県道によくある野立ての看板「美女多し、脇見運転に注意」と同じで誰も信用しないが。

どうせ当たるならファールよりホームランがいい。いや、両方いやだ。


そんなことを言いながらちょっとスタジアムを覗いてみた。結構盛り上がっている。さすがに外野席はガラガラだけど、内野席はぎっしり埋まっていてブラスバンドもがんばっている。


応援席には横断幕がたなびいていた。なんか競輪場や後楽園ホールを思い出す。

一番目立つところにあったのが「質実剛健」の四字熟語。


経験的なことを言わせていただく。

質実剛健というのはいいことである。それに対して異を唱えるつもりはさらさら無い。

しかし・・・。

学校や会社が「質実剛健」を声高に謳う時は用心したほうがよい。たいていは「設備が悪い」ことのエクスキューズなのである。

経験的に言っているのである。何しろ僕の母校と来た日には、校歌にまでその言葉が登場するのである。もちろん設備は絶望的に古かった。


もう一度学校に入れるのなら、ぜひ「豪華絢爛」の横断幕が翻るような学校に入ってみたいものなのである。



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