続・MRI検査 〜脳ドックのすすめ〜

MRIが何の略かは昨日書いたとおり。三菱総研ではない。

上戸綾ちゃんに言わせれば「ムリ!」だろうけど。YMOに言わせれば「イモ」であろうか、なんのこっちゃ。

嵐山光三郎先生の初期の作品(タイトル失念)に同様のシーンがあった。


「なんでこんな古釘がピカピカになるか知ってるか? クソに漬けるんだよ」


ここでいうクソとは「CuSO」。硫酸銅の化学式。鍍金工場のシーンだ。


それはともかく今日はMRI検査だ。自分が気にしているせいか、新聞のテレビ欄を眺めていても「高血圧」の文字が目に付く。と思ったら、今日は「高血圧の日」だそうな。


予約は6時50分から。6時30分までに都内某所の高級病院、Sクリニックに行かないといけない。遅刻しちゃいかんと思って興奮して早く職場を出すぎたら、現地で時間が余ってしまったので、得意先を電撃訪問。時間外に迷惑。


それでも時間が余った。本屋さんも多い町なのだけど、それこそ遅刻の原因になりかねないので危険。やむなくジーンズショップに入った。買わなくていいTシャツを買ってしまった。


ようやく時間通りに入った。金曜日とは違う美人に教えてもらいながら申込書を書く。


「もし珍しい所見となったら医学の発展のため、状態を業界にオープンにしていい?」旨の同意書にももちろん同意のサイン。


「お呼びするまでお待ちください」

とのこと。


 退屈。豪華な待合室、というかロビー・ラウンジの大型プラズマテレビではクラシックピアノのDVD。1セグを見ようかと思ったけどここは病院、携帯は禁止だ。

あ、マガジンラックがある。雑誌でも読もう。


「和楽」


「旅」


読むものがない・・・・。


「NATIONAL GEOGRAPHIC」


読むものがない!!


スポーツ新聞や漫画ゴラクを置けとは言わないから、せめて週刊文春くらい置いてくれないものか。


しかたないから「脳ドックのすすめ」を読み込んでしまったよ。


「蕃茄さま」


呼ばれた。最近は「さん」じゃなくて「さま」なんだね。なんだか落ち着かない。

ワイシャツ姿の青年にいろいろ聞かれた。IDカードに「医師」とある。あ、医師の問診だったのか。金曜日に医師に話したことを繰り返す。


次にナースに検査室にいざなわれた。広々としたラウンジとはうってかわって狭い階段を下りて地下の検査室に。と思ったら受付やラウンジが2階でだったから検査室は1階なんだね。


小さな待合室の壁には注意事項がいろいろ書いてあり、ナースからも補足説明を受ける。

時計をはずす、装身具をはずす、ベルトもはずす。磁気の影響を受け磁気に影響を与えるものはすべてはずす。

万一磁気カードなどを身につけているとデータが消えたり狂ったりするそうだ。ということは、ポイントが増えたりすることもありえるってことか。だれかお試しを。


そういえば、姉の友人で理工学部で磁気の研究実験をしている人がいて、その人が言っていたそうだ。

「ピッ○・エレ○バン」や磁気ネックレスが効くくらいなら、俺たちはとっくに死んでいる、と。


そうそう、壁の注意書きを読んでいて、「刺青(入れ墨)」の有無を聞かれたわけがわかった。なるほど、そういうことか。それは道理だ!!



さて、MRI検査とタトゥーの間にいかなる関係があるか?!


それは明日までの宿題として、今宵はここまで。続きは明日。




は5月27日(木)まで!!

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