「国立訪八団」北へ(4)  幻の「八食センターの寿司」

〔5月23日の日記 その4〕

見応えのあった「洗心美術館」。高ぶった心持のまま建物の外に出たら、係りの人が熨斗の付いた小箱を渡してくれた。

わぉ!! 紅白饅頭だ!! 大好き。目出度くて美味しいから。

にこにこと外に出ると、ベンチにはマスヲさん、看板娘のH美ちゃん、鰻・押田主人、ディラン氏、タケちゃんら。


時刻はほぼ正午。

これから皆で「八食センター」に昼飯を食べに行く予定である。

八食センター」とは「洗心美術館」から車で10分ほどの郊外にある、食の巨大アミューズメントパーク。八戸の港に水揚げされたばかりの新鮮魚介類、乾物や珍味を買い物できるだけでなく、それらを使った飲食店もたくさんある。メイン通路の長さは170メートル。そこに約60店舗が軒を連ねている。

詳細は下の写真をクリック。

八食センター

館内には買った食材を七輪で焼いて食べられる「七厘村」なんていうのもあるんだけど、やっぱり寿司でしょう!!

しかもお手軽でめちゃめちゃ美味しい「回転寿司」があるという。マスヲさんによってリサーチ済みである。

僕が出立の前日、「JALそばの思想」で家の近所の回転寿司に行くのを逡巡したのは、この「八食センター」行きを控えていたからである。


そして・・・・、「八食センター」の回転寿司の味の感想である。


が、書けない。


書けるわけがない、行かなかったのだ。ずっと楽しみにしていた「八食センター」だというのに。


なぜか・・・。前夜に近所の回転寿司に行ったからではない。そんなことで揺らぐものではない、僕は。


原因はズバリ。


「船底をガリガリ齧る春の鮫」


なのである。


〔明日に続く〕