「国立訪八団」北へ(16) 陸奥湊の市場の食堂へ

〔5月24日の日記 その5〕

そういうわけで、僕は10時57分八戸発の八戸線に乗った。


右側に陣取る。昨日も乗ったこの路線の車窓からもう一度見たい、写真に撮りたい風景があったのだ。


「八戸セメント小中野工場」。なんか凄く「工場萌え」な風景なのだ。携帯電話のカメラで走っている列車から撮るの難しそう。雨降りだから窓ガラスに水滴付きまくりだし。


うーん、ちょっと迫力不足な写真だったかな。



この工場って十分、観光資源になるんじゃないかな。セメント素材で作ったキーホルダーなんてカッコいいんじゃない。「ゆるキャラ」に対抗して真逆の「ガチキャラ」「セメントキャラ」で。カール・ゴッチかラッシャー・木村か大乃国あたりをモデルに。



閑話休題陸奥湊に降り立ったのは11時13分。なんとも微妙な「ゆるキャラ」が出迎えてくれた。


「イサバのカッチャ」



ここでマスヲさん、タケちゃん、ディラン氏、H美ちゃん、タクマ幹事長、の本隊に合流した。本隊は朝ゆっくりと起きて、ここに直行している。ぼくはウォーキングしながらもH美ちゃんとメールで連絡を取り合っていたのだ。


雨の中、一緒に市場を冷やかして歩く。陸奥湊市場には上の石像のようなおばちゃんがたくさんいる。


本隊のみんなは家族思いで、魚や海産物を買って自宅に送ったりしているが、僕は買わない。理由はひとつ。送り状を書くのがめんどくさいのだ。書類書くの大嫌い。


鼻の利くディラン氏、市場で青森名物「バナナソーダ」を発見。



二人並んでラッパ飲み。120円也。



さて、目指すのは陸奥湊の名物食堂・大洋食堂である。


そのレポートはまた明日。



最終回、近し。もうちょっこし我慢してごしない。





〔明日に続く〕