昨日日記 古本マスター来たる

昨日日記。午後、エッセイストの岡崎武志さん拙宅にいらした。父が処分しようとしていた古本の中に、「もしかしたら岡崎さん好みかも」と思えるものがあったので失礼も省みずにお声をかけたら、わざわざ来てくださったのだ。

束ねられた本の山を見て、

「いやぁ、古本屋の親父になってみたいでおもろいねぇ」

と笑いながらも丁寧に鑑定。束ねられた本を持つ大きな手に愛情が感じられて感動。

結果、何冊かの本を引き取っていただいた。読んでくださる方がいるだけでありがたい。溶かされてダンボールになるよりずっといい、というだけではない。誰あろう古本マスターの岡崎さんに引き取られるというのがありがたい。


紙袋出しましょか、と言ったら、

「いつもこういうのを持ってんのよ」

とショルダーバッグから黒い大きなトート・バッグを取り出された。さすが。

コーヒーを飲みながらしばし雑談。トヨケンさん(編集者・豊田健次さん)との諫早珍道中の話、「龍馬伝」の話(美術が共通の知人である)などを楽しく伺った。


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