せきや百周年記念「卒寿展」
話題のイベントの第2弾がまもなく開催される。国立をこよなく愛した故・山口瞳氏の旅仲間としても知られる「ドスト氏」こと関頑亭さんと、関栄一さん(竹葉)さん。このオーバー・ナインティ・ブラザース企画の美術展だ。
それが「卒寿展」。
彫刻家である頑亭さん、書家である栄一さんを中心に8人の仲間が集まって、水墨画、書を競い合う展覧会だ。
会場は国立駅前の「せきやビル7階」、つまり西友国立店7階の「エソラホール」。
出品者は、ほぼ50音順で、
猪鼻要次
佐藤 朝
須田若枝
関竹葉
関るい
関頑亭
関民
三橋文雄
共通点は国立の地縁とともに、タイトルどおり全員が「オーバー90」であること。
そして特別出品に俳句界の至宝・金子兜太先生。
ところで今回の企画はせきや百周年記念企画である。今年、竹葉さんの父上である故・関喜太郎翁が国立の駅前に酒や荒物を販売する「関屋」を開店してちょうど100年の節目なのである。
立案者の書家・関竹葉さん。竹の葉は、つまり笹。笹=ささ=酒。つまり東京西部を代表する酒屋、せきやの大旦那にして、頑亭先生の兄。国立の歴史そのものともいえる存在で、昭和初期に国立の桜を植えた青年団の一人だ。今も現役で町を闊歩している。
国立には元気でカッコイイお年寄りがたくさんいる。この秋、「卒寿展」を訪れて、“生涯現役”の名人達人の長寿にあやかってはいかがだろうか。
関栄一・関頑亭企画 せきや100周年記念「卒寿展」
9月19日(日)〜9月26日(日)12時〜18時
21日(火)休み。最終日17時まで
会場 エソラホール(国立南口駅前・せきやビル7階)
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