今日からリハビリ開始。僕にとって「初稽古」、「稽古始」である。
「稽古始(=けいこはじめ)」、新年の季語だ。「けいこはじめ」新年の演芸番組で健在ぶりをアピールしていたベテラン漫才師の「青空恵子・肇」のことではない(そもそもそんな奴はいない)。
つまり武道などの年明けの初めての稽古のことである。
僕の稽古始は「平行棒」だった。もちろん、塚原やアンドリアノフのようなことをやろうというのではない。
「段違い」でない同じ高さの平行なバーの間をよろよろと往復するだけ。
平行棒の次はエアロバイク。精神安定剤替わりのCDどおくまん(愛称)の単3乾電池を入れ替えて、新年をことほぐにふさわしいディジー・ガレスピーをセットしてGO!!
そういえば、年末の稽古納めも平行棒だった。つまり年末、年始と平行棒にいたことになる。
本当なら平行棒の中で除夜の鐘を聞きたいところだったのだが、そうはいかない事情は先日書いた(第一、リハビリ室は五時過ぎに閉まる)。
そんなわけで、リハビリ一色の日々がまた始まった<こしおれ>
乾電池入れ替えて起つ(たつ)初稽古
去年今年(こぞことし)貫く平行棒のようなもの